息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

藍染の話を聞いてきました。

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本日、藍染商品を扱うお店のオーナーさんのところにお邪魔して、

藍染の歴史、藍染の工程、現状などの話を聞いてきました。

いやー面白かったです!

 

聞いた話を備忘録的に

 

藍染には、ざっくり分けて本藍染(自然のもの)、合成藍染(ケミカルで本藍染を再現したもの)の二種類があるらしい

 

・かつて世界各地に本藍染があったものの、合成藍染に席巻され衰退。(当時は江戸時代だったので)、鎖国の影響が功を奏してか、日本は比較的影響を受けず。今や本藍染の主流は日本らしい。ヨーロッパには皆無…

 

・絹糸に本藍染をしているのは日本だけ。

というかこの工房だけ…

 

・本藍染には、抗菌、アトピー緩和などの効果あり。中国では一般的な漢方薬とか

 

・本藍染の藍、は今や徳島県でしか生育されていない

 

・ヨーロッパの人たちにとって、藍染はかなり人気で魅力的なものだそう

 

などなど

 

藍染のストールがすごく欲しくなりました。

一生ものだし、色落ちもしないし、もし色が薄くなっても、染め直しができるそう。

 

藍染が身近に感じられるようになりました。

 

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自分の好きなことを語り合う時間について

本日、自分のように伝統工芸品や職人のことが好きな方から、有難いことに色々とレクチャーを受けました。

ずっと、ふーんとか、へー!と感心しっぱなしだった気がします。

 

自分の好きなことについて、関心を持つ人と語り合える環境ってとても大切で、とても贅沢な時間ですね。

そしてそんな時間は、結構な努力をしなければ意外と手に入らない気がします。

日々のあれこれに流されてしまって。

 

そんな機会をもっと作って、人生楽しもうと思います。

 

そんなことをふと思った日でした。

高尾山の土産物店で思うこと

高尾山に登ってきました。

そこで土産物店を見て思ったことを。

 

最近どこかのセミナーで、

土産物市場は市場規模としてそこそこある。しかし、過去に比べて食品群が大きな割合を占める様になり、モノ(各地の工芸品など)の割合がどんどん減少している、と聞きました。

 

高尾山の土産物店を見ても…たしかに!

どこかで見たことある様なおせんべい、クッキー、黒豆ばかりが並んでいました。

 

対してモノの土産は皆無…。

ビジターセンターの隅っこに、八王子織物(八王子の工芸品)を利用したポーチなどがひっそり置いてありました。生地もしっかりしているだけに、勿体無い…。

 

八王子織物↓

http://www.hachioji-orimono.jp/

 

なるほど、こういうことかと実感しました。

 

買いたくなる様なモノ達がないのも問題だし、ひっそりと置いてあること問題。

 

八王子織物について、

例えば単にデザイナーを入れておしゃれな小物を作ったとしても、売り上げは一時的なのかなとも思いました。

 

コンセプト設計から、モノ達の流通経路確保まで、売るためにはやっぱり相応のコスト、期間、何よりも売りたいという人達の想いが必要なんだと思います。(セミナーでもそんなことを言っていました)

 

これまでは単に観光してただけでしたが、新たな視点でみるとまた事実が色々分かり面白いなぁと感じました。

 

 

 

理想の社会人は父だった、と、本人に伝えてみた話(父の日なので…)

sanaina99.hatenablog.com

本日、父の日だったので、以前、父について書いた記事のようなことを

父に、えいや!と思って伝えてみました。

直接会って伝える時間と勇気がなかったので、

結構お酒が入った酔った状態での勢いに助けを借りて、夜中に、父宛てにメールを打って。(この三拍子がなければやっぱり照れくさくて伝えられなかった…)

この内容プラス今の自分の仕事についての考えをまとめて、メールしました。

 

で、帰ってきた答えは(答えを求めていなかったんですが)、今の自分の仕事について心配して、あれこれ状況を聞いてくることだけでした 笑

でも、わざわさメールを送ったその日に電話をくれて、「メール読んだよ」とだけは言っていたので、たぶん気持ちは伝わったんだと思います。

こちらもそれ以上、照れくさくて聞けなった…。

 

でもやっぱり伝えて良かったと思います。父が高齢になってきたこともあるし、いつ伝えられなくなるかわからないので…。

好きなことを仕事にする…の弊害

好きなことを仕事にする。

 

それはとても素晴らしいことだと思います。

仕事で圧倒的な成果を出す為の要件として、仕事のことをオンオフ限らず考え続けること(考えずにいられない環境に自分を置くこと)は、個人的にはとても重要な条件だと思うので。

 

でも、そこで発生する弊害としては

生活の時間の大半を仕事に費やしてしまうことにより、自分のプライベートの時間を削ること。(そもそも、仕事に没頭している人にとってはオンオフの配分などないとは思うのですが)

 

自分の都合のみでオンオフの配分を変えることが難しい人…配偶者がいたり、子供がいたり…という人にとっては、仕事に没頭することにより、家族との時間も確実に削られることになります。

そして、物理的にも家族との時間が減っていくと、心のすれ違いにも繋がっていくと思います。 

 

そこで、家族とすれ違いを感じ始めた人たち…仕事に没頭している人はどういった行動をとるのか…。

周囲の人たちを見ていると、一層、仕事に没頭していってしまう人が多い気がします。

自分では、家族との間に何かしらの課題を感じているのに、面倒なのか、向き合うのが怖いのか、課題から逃げてる。

仕事だったら課題から逃げないのに。

 

自分の家族との関係性を未来に渡って繋げたいという思いが、もしあるのなら、逃げないでほしいと思います。

課題から逃げる為に、楽しい仕事により没頭することについて、自分でも良くないと分かっているはず。

逃げていると、そのうち手がつけられない領域にまでその課題が深化していってしまいます。

手遅れになる前に。

 

もしいま、仕事に没頭しすぎて家族との距離がある気がする…何から手をつければいいのかわからないという人は、まず、素直になってください。

一言家族に対して、自分は家族のことを大事に思っている。でも仕事も忙しいし何をすれば良いのかわからない、と正直に心を開いて伝えてください。

そこから何かが変わってくるはず。

 

偉そうに色々書きましたが、

自分も仕事に没頭しすぎるあまり、家族を置いてきぼりにしてしまいそうな可能性を孕む…と最近思い始めたので、自戒までに備忘録です。

水うちわ

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最近良く目にします。

耐久性に優れたうちわらしいです。にかわなどが塗ってあるとか。

お値段は結構します…が、嵩張らず日本からのお土産に良さそう。

 

昔からあるはずのこの製品が、なぜ最近になって目につくようになってきたのか…気になります。

真っ先に思いつくのはインバウンド?

メーカー側の商流開拓の結果?

イイものを永く使いたい消費者ニーズ?

まだまだ浅はかな考えしか浮かびませんが…。

 

情報の蓄積。点と点が繋がってきたことについて。

自身は興味分野が広い方で、気になったことはすぐに調べたりその場所に行ってみたりして情報を蓄積していることが多かったのですが、

それが何に役立っているのかというとなんというか情報の持ち腐れというか…と思っていました。

 

が、最近、色々と自分が蓄積してきた情報が、様々な人にとってのちょっとしたお役立ちに立っている実感があってとても嬉しいです。

 

後輩の悩み事を解決策できる人と、後輩を繋げたり。

製品の販売機会を探っている職人さんに、雰囲気の合うお店の情報を伝えられたり。

自身が所属するボランティアで、広報戦略に悩んでる広報担当に対して、現状整理と自分が知ってる情報を繋げて簡単なアドバイスができたり。

 

どれもちょっとことなのですが、自分が持っていた情報…点の状態が線になることで、誰かの役に立つことはとても嬉しいです。

ほんのちょっと自分の自信に繋がったりも。

 

これからも引き出しを自然体で増やしていこうと思います。