高尾山の土産物店で思うこと
高尾山に登ってきました。
そこで土産物店を見て思ったことを。
最近どこかのセミナーで、
土産物市場は市場規模としてそこそこある。しかし、過去に比べて食品群が大きな割合を占める様になり、モノ(各地の工芸品など)の割合がどんどん減少している、と聞きました。
高尾山の土産物店を見ても…たしかに!
どこかで見たことある様なおせんべい、クッキー、黒豆ばかりが並んでいました。
対してモノの土産は皆無…。
ビジターセンターの隅っこに、八王子織物(八王子の工芸品)を利用したポーチなどがひっそり置いてありました。生地もしっかりしているだけに、勿体無い…。
八王子織物↓
http://www.hachioji-orimono.jp/
なるほど、こういうことかと実感しました。
買いたくなる様なモノ達がないのも問題だし、ひっそりと置いてあること問題。
八王子織物について、
例えば単にデザイナーを入れておしゃれな小物を作ったとしても、売り上げは一時的なのかなとも思いました。
コンセプト設計から、モノ達の流通経路確保まで、売るためにはやっぱり相応のコスト、期間、何よりも売りたいという人達の想いが必要なんだと思います。(セミナーでもそんなことを言っていました)
これまでは単に観光してただけでしたが、新たな視点でみるとまた事実が色々分かり面白いなぁと感じました。