息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

人とのご縁を繋ぐ時に大切にしていること、について

自分自身への備忘録です。初心を忘れないように…と。

 

なんだか最近、ずっとお会いしてみたかった方、繋がってみたかった方々との縁に恵まれることが多くなってきました。

もちろん運などもありますが、何かしら自身の行動にも要因があればそれを掴んでおきたいな…と最近考えていました。

で、人と対峙する時に大切にしている幾つかの自分ルールみたいなものがあったので、まとめてみました。

将来もし、自身が驕ってしまった時に読み返します様に。

 

1、素直に感謝の言葉を伝える。

 →何か、誰かに感謝したり感動したり良い印象を持った時は、そのまま気持ちを伝える様に心がけています。「これは伝えるまでもないかな…」「ちょっと伝えるの恥ずかしいな、面倒くさいな」と思ったことこそ、きちんと、素直に、言葉を尽くして相手に伝える。この一手間を省く人が意外と多いのかも…と最近思いました。

そして言われた相手は、自身が思った以上に喜んでくれることが多いです。喜ぶ姿を見るのがまた嬉しい。

 

2.フットワークは軽くする。

→何かイベントなり何なり、誘われたら基本断らず、その場で「行きます」と返事をしてます。それは、その方にとってたくさんいる知り合いの中でも「自身を」誘って頂いた相手へ感謝を伝える意味としても。(いや、相手はそんなに深く考えていないことも多々ありますが)

コスト面、移動時間面で多少のデメリットがあったとしても、そこは飲み込んで行きます。行った先で必ず新たな展開がある…と今までの経験上から変な自信があるので。実際、行ったことで後悔したことは今迄一度もありません。新たな展開を仕掛けるためには、ある程度事前の準備をする努力も必要ですが。

 

3.自分から出向く。

→2にも絡みますが、会いたい人(自身の場合は工芸関係のキーパーソン、有名人とか)には、なるべく自ら会いに行く。どんな地域であっても。東京で行われるトークイベントに会いたい方がゲストで出られる時なども良い機会ではあるのですが…その機会を首を長くして待っているのでは自身だけではありません。 

都市圏など多くの人にとってアクセスの良い地域でお会いすると、それだけ多くの人がその方の話を聞きに集まってきます。

その方々のホームグラウンドでお会いする方が、そもそもその場に集まってくる他の人達が少ないのでより深い話が聞きやすい。(みなさん「会ってみたい」と口では言うものの、特に都市圏に住む方々は意外と各地域まで出向くことを億劫がるものなんですね。)

今、このタイミングで行くのがチャンスだ、と思ったら、迷わず出向く。

 

特に1、は自身が普段から関わる人に対しても意識して行っています。こうやって、相手への好意をきちんと言葉に出して、恥ずかしがらずに伝える人って意外といないみたい…ということと、言われた相手にとってはそれがちょっとしたモチベーションアップにつながるみたいだということに最近気づいたので。

 

こんな感じのところかもしれません。

あ、あと一つ。自身がとるどんな行為についても、基本は真摯な想いを持って、相手への尊敬を忘れないこと。 

 

他にも思いついたら適時プラッシュアップしていこうと思います。

「うなぎの寝床」さんのコンセプトの打ち出し方について

九州 筑後地方で有名なアンテナショップ「うなぎの寝床」さん。

 

なんとなく、こちらのHPを拝見してみた時、コンセプトの内容と、その打ち出し方にちょっと感動しました。

福岡八女 うなぎの寝床 | 九州ちくごのものづくりと、地域のアンテナとして。 | 泊・買・遊・見 | コンセプト

 

明確でぶれないコンセプトの設定と、コンセプトの伝え方が本当に明瞭、徹底しています。潔ぎ良さがすごい…。そして(言い方は語弊があるかですが)いい意味で、自分たちの活動の身の丈を弁えていらっしゃいます。

 

うなぎの寝床さんのHPを見た人としては、

”なるほど、あなたたちの団体は、こういう意図をもって、このような活動をして、

団体の活動範囲としてはここまで、と規定しているんですね…”と納得せざるを得ないというか。

このアンテナショップを運営している方の芯が、全くぶれていないことを感じました。

そして、コンセプトの打ち出し方から感じるぶれなささ、からの、信頼感。

きっと本店に行ったらこの方々の世界観がこれと言ってないほど打ち出されていて、ファンになってしまうんでしょうね。

 

ここの本店、行きたいなぁ…と。このメンバーの方々と話してみたいなぁ…という気持ちがモクモクと湧き…。

とりあえず、今週末伺う予定の燕三条 工場の祭典に「うなぎの寝床」さん方も

出店されるようなので、見てこようと思います。

 

 

 

良い書き手、について説明された記事の紹介

"良い書き手"になることの重要性をうたう声を良く聞きます。

感覚的には"そうなんだろうな"くらいにしか思ってなくて、何故それが重要か?について突き詰めて考えたり、はっきりとした答えを聞いたことがなかったので…自分の中でも、いまいちスッキリしていない部分がありました。

 

が、最近読んだこのブログに、自分にとっての解のほとんどが説明されてました。

良い書き手になることが重要な理由、そもそものこの世の中の流れの背景、具体例、その他色々。これを読んで、自分の中ではかなりすっきり。腑に落ちました。

 

http://blog.tinect.jp/?p=43362

 

これを書いた方による一意見、の枠は超えないものだし、この内容を全面的に信じるわけではないけど…読む価値あり。

是非、読んでみてください。

 

これ読んで、やっぱり自身も頑張ろう…と気持ちを新たにしました。

尊敬とファンの違い、について。

工芸・民芸の業界に仕事面でも関わる様になり、沢山の、信念を持った素晴らしい方々と出会う機会が一層増えました。その出会いがあること自体は嬉しいですし、心から尊敬する方も幾人かいます。それ自体は本当にありがたいです。

 

その一方、その方々に対しては

尊敬はしても、ファンになってはいけない…といつも強く思っています。

 

尊敬することとファンになることの違いについて…

すごく個人的な考えです。

 

尊敬/ファンの対象となる方に対して、その方がやることを冷静な視点で見て、自分の頭で考え判断できる余地を持てるかどうかの違い、だと自身は思っています。

 

判断できず、その方の魅力に没頭してしまうのがファン。

そうでないのが尊敬。冷静に、その方がやることを見て判断する余地がある感じ。

自身の勝手な解釈です。

 

ファンだと…その方のやること全てが正しい!と思ってしまう怖さを感じています。

一方、尊敬、に留めておくと、自分の信条と違うことをもしその方が行った時、きちんと頭の中でアラームが鳴るかなと…。

 

特に自分の人生の方向性に影響を与えていただく方々に対しては、尊敬、でいたい。

影響は多分に受けたとしても、判断は自分でしたいので。

 

最近、ある金工職人さんと、工芸業界での有名人(圧倒的にビジネスとして成果を出している経営者)についての話題をしていた中で、

職人さんから"随分と詳しいね。その人のファンなんだね。"とのコメントを頂いたので、

こんなことを書いてみました。

 

もちろんその時も、

"尊敬はしてるけどファンではないです!!!"と、はっきり伝えました。相手は不思議な顔をしてましたが…。

 

 

高岡クラフツーリズモに参加してみたことについて

高岡クラフツーリズモ、なるものに参加してきました。
http://craft-tourism.jp/

 

何かって言うと、
普段なかなか見れない工房を一般人も見れて、体験できて、楽しめるツアー、というやつです。ざっくり言うと。


いやー楽しかったです!想定を大幅に上回る満足度!!

何よりもツアーを企画して私たち一般人をおもてなししてくれた、高岡の青年職人さんたちの心意気が素晴らしい!

 

色々と自分の学びにもなりました。ということで備忘録までに。

 

・ツーリズモに参加してる一般人は、リピーターが多い。

ツーリズモに限らず、色々なイベントのどれかがきっかけで高岡を訪れ、その後高岡に何度も足を運ぶ人たちが多い。
年代関係なく幅広い層からの支持に見える。
その人たちがコアなファン化するキーポイントは?
…そういう私も今回をきっかけに高岡(の人たち)のファンに。また行きたい。いや、行く。…こういうこと?

 

・ツアー、ワークショップなどの体験イベントは、少人数であるほど満足度が高い。自分たちだけの特別な体験、というプレミア感。

それとコスト、収益との関係…
ツアーに関わる人手の人件費をどう考えるか。ツアーに関わる人手の立場への考え方

 

・高岡伝統産業青年会、が良い意味で大変組織立っている印象。

運営主体の下に、各イベントを管轄する委員会、という体制だそう。この形を回し続けること自体も労力かかるだろうに、このこと自体感心。
きっちり組織の体制は回しつつ、手がけるイベントは自分たちも楽しさを忘れない、という感じ。これ、仕事するうえでも理想

 

・↑ができるのは、青年会会員の方々の多くが経営者的立場だということもあるのかも…。視野とか意識とか。
ツアー内容も無意識かもしれないけど、お客さんのニーズとかきっちり汲み取って企画してるイメージ

 


ツアーの後は懇親会とかその後の二次会とかあって、青年会の方々(普段は各工房の職人兼経営者、後継者)のナマの話とかも聞けて楽しかったです。

が、青年会のみなさん、夜遅くまで飲んで騒いでたはずなのに…
次の日も工芸体験イベント実施の為、朝イチから街に立っていらっしゃった。

みなさん元気すぎる……。

 

色々書いたけど、楽しかった!!!につきるツアーでした。お世話になった青年会の皆さん、ありがとうございました!

人に伝わりやすい文章の書き方、について

ある超有名ライターさんと話をする機会があり、

その方に、"伝わりやすく記事を書く"為にどんなことを気にかけてますか?

と質問してみたときのこと。

すごく明確な回答をいただきました。

 

・自分が誰よりも馬鹿だと思って書くこと

・難しい単語を使わないこと

・特に横文字とかカタカナ文字を多用しないこと

・例えばサステナビリティとかいう単語は絶対に使わないこと 

 

サステナビリティ…笑、と、思わず笑ってしまいました。

確かにカタカナ言葉とか流行りの単語とか使ってると自分が頭良くなった風に満足しちゃうんですよね。

会社でも、周りが難しい単語を使いまくっているのを聞いているうちに自分もなんか感化されるようになったり。

 

振り返って自身にもよくよく当てはまることなので、簡単な単語を正確に使うようにしよう…といい気づきになりました。

 

この超有名ライターさん、10代〜30代の若者層のファンが多いそう。

記事の内容ももちろん若手にウケるものだからだと思うんですが、言葉の使い方へのこだわりも、若者から支持を受けるポイントなんだろうなと思いました。

 

若者の読者を集めたい関係者の方々、是非この方のアドバイスを参考にしてみてください!

 

今までの常識が非常識に変わる、ということについて。

自身がかつていた企業の中で感じていたことを的確に表現された方がいたので、シェアしたくなりました。

タイトルに完全同意している訳ではありませんが、内容は…まさにおっしゃる通り!

 

http://artsandscience-kipling.blogspot.com/2017/09/blog-post_16.html

 

そうなんです。結局は、自分の適合性と可能性についての現実に、

①いつ向き合うか

そして

②主体的に向き合うか他人から突きつけられるまで待つか 

上記2つが全てかと。

 

個人的にはなるべく早いタイミングで、主体的に向き合うのが一番ダメージが少ないと思うんですけどね。

 

ちょうど同じタイミングで、"200年に一度の教育大転換"というテーマでアクティブラーニング専門家が解説してる動画を見たんですが、

その方、何度も"今はイギリスの産業革命と同じレベルくらいの大転換が世の中に起きている。

今までの常識はこれからの非常識と、大人が認識しなきゃダメ!"と語ってました。

なんか色々な示唆に富む指摘だなぁと。

 

危機感とスピード感は意識しつつ、あとは今のこの時代を楽しんでやっていきたいなと感じました。楽しそうでないと周りはついてきませんしね。