息子に教えてもらった、自身の固定観念について
自身には5歳の息子がいます。
彼の親になって本当に良かったなと思うことは沢山ありますが、最近特に感謝していること。
"気持ち的に無理がきかない人って本当にいるんだ"ということを身を以て知ったことです。
自身のスタンスとして、
解決したい課題や成し遂げたいことがある時は、とにかく諦めず自分にストレッチをかければ、何かしら前進するものだと考えてました。
(ちょっと根性論が入ってます。)
で、大抵の人も本気になれば同じことができるはず、と。
でも、息子はそれができない特性だと分かりました。
高い目標を掲げて、自分にストレッチかけて、尻を叩くようなやり方は全く合わない。むしろ潰れる。
彼の場合は、彼ができたことを手放しで褒め、きちんと認めて、一歩一歩階段を登っていくことで成長する感じ。なんというか、親はその子のお尻を両手で受け止めて、ゆっくり上に押し上げていくような。
とはいえ彼は普段の生活では全く問題なく、元気に楽しく過ごしています。自身と性格が似ているところも多く。
なので、自身と全く正反対の気質とは考えてもいませんでした。
本格的な学校の勉強が始まる前の今、知って本当に良かったなと。
振り返って、仕事で。
自身の年次も上がり、これからどんどん下の世代と関わることが増えて来ますが、息子と同じ特性を持っている人も必ずいるはず。多いかもしれない。そんな人たちに対して、自分のスタンス、やり方を押し付けてしまうことはやってはいけない…と、今更ながらようやく実感…いや、体感しました。
多様な人材活用だとか色々話題な昨今ですし、自分もフラットな考えの方だと自負していたのですが…こんな小さなところでも、自分にもかなり固執した、固定観念があるのだな…気をつけねば…と息子に教えてもらいました。