息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

ロジカル+感性での戦い方について。

f:id:sanaina99:20170818053109j:image

 

自身の周りでなにかと話題の本を手に入れました。これから読みます。 

 

最近、様々な分野でのプロの方とお会いする機会に恵まれています。

 

そんな方達と会話をする中で強く感じるのが、

みなさん、ロジカルな思考回路を土台に自身の感性を載せ、ロジカルさをあえて壊して表現していること。

それぞれの感性を載せるので、もちろん個々人の最終成果物は違っており、そこがそれぞれの武器になるのだなと。

 

翻って自身は、ロジカルさを追求するばかりで感性のことまで、まだ考えられていない。

何事もロジカルだと他人との会話が成り立ちやすいので、そのラクさに甘えていた部分もあります。

でも周囲で、ロジカル+感性で素晴らしい成果物(心に響く企画、提案書、など)と、成果を上げている方々を見て、自身も修行しなきゃ生き残っていけないな…と感じ始めていました。

 

そんな時、この本を見つけて、あぁ同じ危機感を持っている人がいるんだ…と感じました。

まずは読んで、色々と現状認識することとします。

 

有言実行して、感じた効果について。(周囲からの反応)

7月末に比較的安定している企業を辞め、

より、自身の今後の目標に近い方向性に近い企業に勤めることにしたのですが。

 

前の会社を辞めた!と、表明した途端、

少しずつ小さいながらも、目標に繋がるチャンスを色々と頂けるようになりました。

こんなに早く効果が出るとは思ってもみなかった…。

 

"あぁ、どんなに口で語ったり意思を表明したとしても…やっぱり行動するとしないとでは違うんだな。如実に、相手からの見え方(表明している意思についてどれだけ本気かどうか)が違うんだなぁ"

と実感しているこの頃です。

有言実行ってやっぱり大事みたいです。

まぁ仕事を変えるまでかは…個々人の自由ですが。

 

この実感は今後も忘れないでおこうと思います。

あと、頂いたチャンスは、一つずつ、真摯に向き合っていこうと。

これはせっかちな自分への自戒を込めて。

年齢で区切り、その人の人格を語ることに対してのとてつもない違和感について。

ある友人と、共通の知人について話していた中で

友人が「〇〇さんは70代にもなっているのにこんなことをするなんて…落ち着きがない!!」と憤っていました。

友人の想いは察して余りあるとして、自身としてはその言葉を聞いた時、とてつもない違和感を感じました。「70代なのに…」ってなんだろう…?と。

例えば、70代の方は世の中に沢山いらっしゃるけども、それぞれ全く別の人生を経ての70代なので…その年代に到達した時の、個々人の価値観、行動はもちろん全く違うはず。でも、当事者世代でない人たちは、「70代とは…」と何かの尺度に当てはめたがるんですよね。

 

70代でなくても、10代でも20代でも40代でもなんでも、「〇代世代は普通こんな行動をするはず」と、当てはめたがるものなのかもしれません。その方が、パターンが読めて楽だし安心だから。これは自戒をこめて。

でも、それを言う人に限って、自分が該当する世代について、他人から、「〇代世代ってさ…」と言われると、反発しそうな気もする…。

 

今の時代、と言っていいのか分かりませんが、世代でひとくくりにして正しく語ること…それ自体が困難なのではと思います。世代でまとめようとするのではなく、自分が直接相対する、その人個々人の資質を見なければ正しいことは何も語れないような。

 

とはいえ、自身も固定観念にとらわれまくりな1人であるので、そこは目の前の人の特性を正しく見ようと思います。。何気ない会話の中での一コマでしたが、振り返るに良い機会でした。

 

日本のプロモーション動画を見て感じたこと

JNTO https://www.seejapan.co.uk/

が最近公開した、日本のプロモーション動画です。ドイツ人監督の方による作品だそう。 

面白い作品なので、ぜひ。

http://visitjapan-europe.jnto.go.jp/en/movie_s/

 

"where tradition meets the future"というタイトルも素敵。

素晴らしくカッコ良い作品という感想は置いておいて、もしかして、日本って海外からはこう見えてるのかしらと面白く感じます。雑多で、伝統と未来が隣り合わせ。(最初からテーマはそれですが)そしてその間を埋めるような(多すぎる)人混み…という印象。

 

本動画のキャンペーン対象は、europeと限定的な様。これ、アジア向け、北米向け、etcとパターンを変えると全く違ったプロモーション動画になるんでしょうね。

 

こういった、外から見える日本の様子を気づかせてくれる存在は、新たな気づきにも繋がるのでもっとチェックしようと思います。。

 

あるインタビュー記事から見る、工芸業界の課題について。

古い記事ですが、

工芸業界の課題について本当によくまとめられていると感じた記事を見つけました。

http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/kakijiro007

本当に編集がうまい。いや、話し手が上手いのか。

知識のない読み手でもとっつき易いタッチの記事表現で、かつ、インタビューテーマのひとつである工芸業界(職人業界?)の課題が明確に分かる内容。

 

内容については…切ないです。

この記事が書かれたのは2015年。この時点でもう、業界が抱える課題への対応について、"時間がない"、"待った無しの状態まできている"との表現。それから2年経過の今。

状況は、少しでも改善できているのでしょうか。せめて、悪化スピードが落ちている、という状況でも良いので…願うばかり。

工芸業界の売上高は頭打ち、と、どこかのデータを見たので、まだ今なら間に合うギリギリなのかもしれません。(業界の人たちで、そういう表現をする人も多いですし)

 

本件を少し個人的な話に絡めると。

最近、工芸業界に所縁のある業種に職業を変えることにしたので、

"あぁ良かった。これからは願うばかり、の立場ではなく…ようやく自分も何かできる身になる。スタートラインに立てたのが今でよかった"

とも感じた記事でした。

 

何かできる…レベルになる為には、

業界変えてある意味社会人一年生になった自身が、確実に実績あげて、早く何者かにならなければいけないんでが。

ということで、改めて気持ちも引き締まる記事内容でした。今のタイミングで読めて、本当に良かった。

 

 

 

息子に教えてもらった、自身の固定観念について

自身には5歳の息子がいます。

彼の親になって本当に良かったなと思うことは沢山ありますが、最近特に感謝していること。

"気持ち的に無理がきかない人って本当にいるんだ"ということを身を以て知ったことです。

 

自身のスタンスとして、

解決したい課題や成し遂げたいことがある時は、とにかく諦めず自分にストレッチをかければ、何かしら前進するものだと考えてました。

(ちょっと根性論が入ってます。)

で、大抵の人も本気になれば同じことができるはず、と。

 

でも、息子はそれができない特性だと分かりました。

高い目標を掲げて、自分にストレッチかけて、尻を叩くようなやり方は全く合わない。むしろ潰れる。

彼の場合は、彼ができたことを手放しで褒め、きちんと認めて、一歩一歩階段を登っていくことで成長する感じ。なんというか、親はその子のお尻を両手で受け止めて、ゆっくり上に押し上げていくような。

 

とはいえ彼は普段の生活では全く問題なく、元気に楽しく過ごしています。自身と性格が似ているところも多く。

なので、自身と全く正反対の気質とは考えてもいませんでした。

本格的な学校の勉強が始まる前の今、知って本当に良かったなと。

 

振り返って、仕事で。

自身の年次も上がり、これからどんどん下の世代と関わることが増えて来ますが、息子と同じ特性を持っている人も必ずいるはず。多いかもしれない。そんな人たちに対して、自分のスタンス、やり方を押し付けてしまうことはやってはいけない…と、今更ながらようやく実感…いや、体感しました。

 

多様な人材活用だとか色々話題な昨今ですし、自分もフラットな考えの方だと自負していたのですが…こんな小さなところでも、自分にもかなり固執した、固定観念があるのだな…気をつけねば…と息子に教えてもらいました。

 

大型書店に行って思ったことについて。

自身は大型書店が好きで、よく行きます。

特に丸善 大手町店は立地柄、最新のビジネス書がズラリと並んでいる為、大手町近辺に勤めるビジネスマンの関心事項や世の中のトレンドが本の並びから見えてとても興味深いものがあります。

 

本日も丸善に行ったのですが、個人的に目についたのは以下のテーマ。数冊、本棚に並んでいました。

 

・銀行員大失職時代

・銀行員が失業する日  etcetc…

 

中身をペラっとめくると、書いてあることはどの本も大体同じ。

 

・fintecにより、今まで規制が厳しく守られていた業界構造は破壊され、新たな常識が流入する

・常識の変革や業務効率化により銀行員は供給過多となり、多くが失職するであろう

・そこで生き残れない銀行員は、組織の名に頼ってきて生きた人材

・生き残れる人材は、高度なプロフェッショナル意識と成果を出す者のみ

 

↑上記のことは、銀行に限らずどの業界でも言えることだなぁ…と思いました。事例が古いですが国鉄しかりNTTしかり。

 

今、まだ規制に守られている業界…どこでしょうか。まだまだあるのでしょうか。

時代の流れは早く、遠からずどの業界も安泰ではなくなるのだろうなと感じます。

 

だからこそ、きちんと一人一人がサバイバルできるよう力をつけないと…とも。

 

あと、本棚を賑わすもう一つのテーマとして、百貨店の今後、というものも多く。確かにゾゾタウンが…と今、色々話題ですしね。

 

やっぱり大型書店は面白いです。