息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

ライバルと差をつけられる唯一の部分、について思うこと。

ちょっとネガティブなことを書いた昨日から一転。

とても嬉しい報告を、知り合いの専門学生からいただきました。

 

彼女は、去年行ったある工房のインターンシップでその技術と工房の方々に惚れ込み、それ以来ずっと、工房に対してアプローチ。

 

晴れて先日、4月からその工房で正社員になることが決まったそう。これから、その工房で一人前の職人となるべく修行を重ねていく日々が始まります。

彼女から一報いただけたこと自体もちろん嬉しかったのですが、何よりも心から喜んでる彼女の様子が伝わってきて。

 

これから色々大変なこともあると思うけど、まずは夢への第一歩、心からおめでとう!と祝福したい。

彼女の成長の様子、見守っていきたいです。

 

 

…といういい話で終わらせるだけでなく、最近思うこと。

上記の彼女の例に漏れず、何かを掴みたいのならば、自分から動いていくしかないんだろうな、と改めて思います。しかも、生半可な気持ちだったり多少の行動量ではダメで。きっと圧倒的な行動力と熱意が必要。

そして実は、そんな熱い思いを持つ人は結構多いなぁ…と思ったりもします。

 

彼女はその他大勢いた(と思われる。その工房は人気なので。)正社員候補のライバル達の中から勝ち抜き、狭き門である就職の機会を手に入れた。

ライバルの中には、熱意では負けない!という人もいたでしょう。

選ばれた彼女と、その他のライバル達との違いは何だろうか。

アプローチし続ける根気強さなのか、工房との相性の良さなのか。

たまたま、今の工房の状況にマッチしたスキルを持つ人材だった、という可能性も。

 

ですが、多分…これは創造の域を出ないのですが、彼女とライバルとの差は、

”覚悟の違い”が見えたか見えてないか、ではないかなと考えています。

何があっても逃げない覚悟。色々な選択肢が溢れている今だからこその、

一つのことをやり抜く、という覚悟。

彼女の眼の中に、工房の方々は覚悟を見たのかな…と。

(少なくとも自分は、彼女が”どうしてもこの工房で働きたいんだ!”と熱く語っている

時の目が印象的で忘れられません)

その覚悟が見えた時の人間は強いし、それを感じた相手は、何よりも信頼を寄せるんだろうなと。

 

まぁ…色々書きましたが、まずは彼女の場合、是非掴んだチャンスを最大限活かして

働くこと、自分の好きなことにとことん向きあえる機会を最大限楽しんでほしいな、

と思います。

 

改めて、おめでとう!