本を読み返しての心の整理、課題の棚卸について
ここ数日で、今迄読んだ(読みっぱなした)本を片付けようとしていました。
しようとしていた…というのは、残す本をを選別する為にぱらぱらと
めくっていたところ、どの本も1度読んだはずなのに、改めて読むと気づきが多く。
「あの時、あの人から頂いたアドバイスは、こういった意味を含んでいたのか」とか、「あの時の切羽詰った状況は、もしかしたらこの本で扱われているケースと似ていたのかもしれない」など…。今、読み直したからこその気づきがあったのかもしれません。
結局本はほぼ片付けられませんでしたが、自分の中の心の整理や課題としていたことへの棚卸はだいぶ出来た気がします。
棚卸をして感じた/決意したこと3つ。
1つ目。
来年は、一極集中します。
色々と業務タスクも増殖しつづける状況の中、昨日までは、来年の目標は…とあれこれ多くのことに手を出すことを考えていました。
が、本日も本を使って課題の棚卸をしていた中で、ふと、「いや、このスタンスでは完全に二兎追うものは…という状態になる。そして、沢山のことをやったという満足感だけが残り、結果的に何も欲しいものが手に入らなくなる。」と強烈に自覚をしました。
色々なことに手を出しすぎる、受けすぎる…前からその予感もありましたし、忠告を受けることもありましたが、完全に、そのデメリットについて腑に落ちました。
自分は納得するまで時間がかなりかかるタイプなのですが、腑に落ち切ったら、あとは全く迷わない性格だ、と変な自信をもっているので、多分、大丈夫。
正月休みがまだ残っている中で自覚ができて良かった。
ということで沢山考えていた来年の目標、については真っ新にして、今から年が明けるまでの間で考え直します。
2つ目。
仕事に関して、明確な先や将来像は見えなくとも、スタンスだけは決めておくことにしました。今すぐに最終目標は見えなくとも、自分の人間性を表すことにもなるスタンスをブラさず経験を積み上げていけば、何かしらに結びつくと思うので。
ではそのスタンスは…ということで、ちょうどピッタリくる記事を見つけたので紹介します。
元陸上選手 為末さんのブログ。やはり自分は、この方のスタンスがとても好きです。
ここでテーマとされている「真実への執着心」。このスタンスを自分も持っておきたい。人の言うこと、メディアが報道すること、そういった、誰かに編集された二次情報は溢れていますが、肝心なところは、自分の目で確かめたい。体感からくる印象、直感で物事を判断したい。
自分の足で稼いでこの目で見て、すぐにその場で答えは出ずとも、その時感じたことを蓄積し、積み上げ、自分なりの判断と正解を作っていくこと―それが個性に繋がると思うので。
ついでに。
人から意見、批判、アドバイスetcなどは日々生活している中で耳に入ることも多いのですが、そこも、特定の意見に依存しすぎず、きちんと自分で頭を使い、判断し、決断することをとにかく徹底したいなと。自分の人生のグリップは自分で握りたいので。人のせいにはしたくありません。
前述の為末さんのブログ、最後の一言がしびれます。
”本当に知的な人は確信を我慢できる”。来年の大晦日には、自分もそうなっていると振り返れたら良いなと。
とここまで、超前のめりなことばかり書きましたが、
最後にダメ押しの3つ目。
周りをもっと信じよう、と。
誤解を恐れず言うと、自分の根底にある意識として「周囲は全員、自分より軒並み優れている人たちであり、その人たちの足を引っ張ってはならない」という思いを常に抱えていました。だから、自分は1人で立てる様にならなければならない。全速力で走り続けなくては追いつかない。そして頼ることはしていけない…と。
が、今年も振り返って、本当に色々な人たちに支えてもらっていたことを思いだしました。今は距離が遠くなった人も、最近急激にまた、距離が近くなってきた人なども含め。心から感謝をするとともに、そういった、自分を面白がって関わってくださる人たちをきちんと信じて、動いていこうかなと。そうすれば視野も行動の幅も、お互い、化学反応も起きて、より広がる気がします。
もしきっとどこかで自分が倒れても、彼らは優しいから骨くらい拾ってくれるでしょう 笑 その時はよろしくお願いします。
最後の最後に。
大晦日のこの時間に、ゆっくりとこういった振り返りが書ける時間を持てること自体に感謝します。2歳5歳の怪獣の様な元気を持つ子供たちがいる母親なので、日々はかなり慌ただしいけれども。今日も彼らはぐっすりと寝てくれています。良かったな、この生活の安定の上に全ては成り立っているんだなとも。家族にも感謝します。でも安定は、努力をしつづけないと安定足りえないので、そこも目を配っていかないと。
なんだか超個人的な内容ばかりになってしました。そして長文。
まぁ大晦日ですから。また明日、新しい、楽しい一日が来ることを願って。