息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

20180717 自分ごと。やると決めたことの振り返り

【振り返りと方針】
1.焦らない。何か起きた時こそ、落ち着いて
2.コツコツと、積み上げていくものを大切にする
3.レンガを積み上げる理由、を自分の中で明確に持つ

 

【本題】
突然ですが、自分事の話。

企業にてずっと中間管理職的役割の部署ですごし、
社内調整・関係者間調整・社内の業務関係改善などで
10年近く仕事に従事してきました。

 

そんな経験を積んできた者が、
これまでとは全く別の環境にて、
商売のイロハ、経営のイロハ、数字の作り方…などを
今、日々、一から学んでいる状況。


大局的なことは感覚があってもあまりにも常識的なことを知ら無すぎて、そこは自分でも、ボコボコになるくらいミスをしたり恥をかいたり沢山あるだろうと思って覚悟もしていました。実際その通り。正直、学ばせて頂いてお給料をいただけるだけでも
大変にありがたい。嘘ではなく本当に。

 

一方、過去から今、そして今後暫くの間学ぶ予定のことを活かして
数年後、やりたいこともあります。

 

活動の舞台として選んだのは工芸業界。
素直な気持ちで好きでもありますし、業界としてもまだ開拓の余地がある…ブルーオーシャンと見える。そして、純粋に面白い。工芸という切り口から入る
地場産業の多様性が。(地場産業、という言葉が、とても好きです。)

でも、この業界も多くの課題問題を抱える状況でもあります。それこそ、どの問題も複雑に絡み合い、どこから手を付ければ良いのかわからないほど。

 

そんな舞台で生きていくために、
①まずはどこにも依存せず一人できちんと生きていける様に売上をあげること
②そしていずれは10年近く積んできた利害関係者間調整の経験を
活かして業界の環境改善を行うこと。

 

①②の両方の成立が、自分にとっては必要なのです。

特に、①が成立して周囲からの信用を得て初めて②に繋がる。
個人的には②が自分の強みであるのかなと考えています。
②を経験してきた人が、工芸業界を活動拠点に選ぶということが
そもそもレアなので。

 

なのですが、現実はやはり甘くなく。①を学ぶことにもまだまだ手が伸びない…という状況。②なんて、とてもとても。

 

そんな中、日々懸命にやるべきことをやっていると、どうしても好きなことに触れる時間が削られます。

自分にとって幸いなこととして、「好きなこと」とは、仕事の場として選んだ工芸に関することを知ること、学ぶこと、新たな切り口をしること、そして課題を見つけて解決方法を考えること。今の自分にとってはこれが心からの趣味。恐らく趣味を極めていけば将来何らか活きてくるだろうとも感じています。

そして、好きなことから離れすぎると心が活き活きするのはどういった時か、ということを忘れてしまいます。人生が楽しめなくなる…特に、0か100か、極端に気持ちが触れ易い自分にとって。(修行期間だから、と好きなものを全て封じ込めて超禁欲的に走るか、とことん好きなことに傾倒するか)

本来はとことん禁欲的を選ぶフェーズなのですが(修行期間ですし)…といっても意識せずとも、とことん一つのことに集中する状況となっているのですが、この発信の場を使い、とことん好きなこと(工芸のこと)を語るということを始めようと決めました。それこそ、仕事でヘトヘトになって帰ってきても、筆が進んでしまう様な内容を。自分の工芸に関する知識を溜め、活かしていく為の自己投資に時間を割く。

ということで、これから暫く「工芸」「工藝」「民藝」に関することばかりを書き連ねようと決めました。発信の場所も、体裁にもこだわって。とことん、自分が譲れない美意識も表現して。

 

暫く「コドモを持つ親の目線で…」をテーマにしてきましたが、少し違う気がしてきました。誰の眼も気にせず、とことん自分の好きなテーマを追求していきたい。

 

そんな気分です。決意表明でした。

ちなみに恐らく、次に描くテーマは「明治工藝」になると思います。並河七宝。大好きな作品。たぶんレアな話でしょう。

個人的には、明治時代に輸出産業として栄えた明治工藝を復活させたい。だから、まずはその時代におこったことを知りたい。そして現代のキーパーソンと話をしたい。少しずつ、少しずつ、準備をすすめていきたいのです。