20180629 地域のアイデンティティを紡ぐアンテナショップ―うなぎの寝床さん
【振り返りと今後の方針】
1.言葉の精度にこだわる
2.自分の中で最高峰のものにこだわることと、こだわらないことを明確に
3.言葉は、着地を決めて発する…
【本題】
最近、地域の良いものを紹介するアンテナショップ、というものが
流行りの様な、あちこちでオシャレなお店を見かける様になりました。
その中でも、地域のアイデンティティを発信する、という使命を明確に、そして
ロジカルに掲げているショップが九州、筑後にあります。
一部のローカル好きには有名すぎるほど有名な、
うなぎの寝床、さん。
福岡八女 うなぎの寝床 | 九州ちくごのものづくりと、地域のアンテナとして。 | 泊・買・遊・見 |
彼らの志と哲学は、数多あるアンテナショップの中でも群を抜いています。
コンセプトなど、すごいんです。
福岡八女 うなぎの寝床 | 九州ちくごのものづくりと、地域のアンテナとして。 | 泊・買・遊・見 | コンセプト
本店に伺うことを憧れていたものの
なかなか現地には行けないな…と思っていたところ、
東京 世田谷ものづくり学校にいらっしゃいました。
どのようなものを売っていらっしゃるか、そしてスタッフの方とも
直接お話もしてみたいと思ったので、合間を縫って本日、行ってきました。
彼らの一番のウリである もんぺも試着してみたかったのですが
時間無く、ひとめぼれしたTシャツだけ購入。
実直に作られたものを厳選して取り扱っている様子でした。
ちなみにこの写真の方に接客して頂きました。
短時間ながら店舗にいて感じられたのは、
彼らが特に推薦している久留米紬(もんぺの生地にもなっています)
の特色、作るまでの工程、を丁寧に丁寧に説明していた様子。
久留米紬をつくるための道具や紬になるまでの糸を展示していたり、
丹念に撮影した作り手の様子を店舗内で動画で流していたりと。
うなぎの寝床、さんの色合いがしっかり出ていらっしゃいました
(他の出展社とは明らかに空気感が異なる…)
店舗の様子を少しでも体感できてよかった。店員さんとも製品についてお話を
伺ったり。
最後は、自分が関わっている団体の活動…手仕事を映像等で残し、
紡いでいったり、ものづくりに興味がある若者を後継者不足の産地に連れていく
ツアーなど実施をする予定であったり…の話も少しして、何かどこかでご縁があれば
と、店を後にしました。
ほんの少しの滞在でしたが、面白かったです。うなぎの寝床さん。
今度は本店に、もんぺを買いに。
そしてこのような、地域のアイデンティティを継ぎ、発信していく人達―やり方は物販、情報発信、など様々ですがーが相互に繋がり、相乗効果で発信力を高めていくこともできそうだし、それをしたいなと。
このイベントは7/1までやっているそうです。
ご興味のある方は、是非。