息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

高岡クラフツーリズモに参加してみたことについて

高岡クラフツーリズモ、なるものに参加してきました。
http://craft-tourism.jp/

 

何かって言うと、
普段なかなか見れない工房を一般人も見れて、体験できて、楽しめるツアー、というやつです。ざっくり言うと。


いやー楽しかったです!想定を大幅に上回る満足度!!

何よりもツアーを企画して私たち一般人をおもてなししてくれた、高岡の青年職人さんたちの心意気が素晴らしい!

 

色々と自分の学びにもなりました。ということで備忘録までに。

 

・ツーリズモに参加してる一般人は、リピーターが多い。

ツーリズモに限らず、色々なイベントのどれかがきっかけで高岡を訪れ、その後高岡に何度も足を運ぶ人たちが多い。
年代関係なく幅広い層からの支持に見える。
その人たちがコアなファン化するキーポイントは?
…そういう私も今回をきっかけに高岡(の人たち)のファンに。また行きたい。いや、行く。…こういうこと?

 

・ツアー、ワークショップなどの体験イベントは、少人数であるほど満足度が高い。自分たちだけの特別な体験、というプレミア感。

それとコスト、収益との関係…
ツアーに関わる人手の人件費をどう考えるか。ツアーに関わる人手の立場への考え方

 

・高岡伝統産業青年会、が良い意味で大変組織立っている印象。

運営主体の下に、各イベントを管轄する委員会、という体制だそう。この形を回し続けること自体も労力かかるだろうに、このこと自体感心。
きっちり組織の体制は回しつつ、手がけるイベントは自分たちも楽しさを忘れない、という感じ。これ、仕事するうえでも理想

 

・↑ができるのは、青年会会員の方々の多くが経営者的立場だということもあるのかも…。視野とか意識とか。
ツアー内容も無意識かもしれないけど、お客さんのニーズとかきっちり汲み取って企画してるイメージ

 


ツアーの後は懇親会とかその後の二次会とかあって、青年会の方々(普段は各工房の職人兼経営者、後継者)のナマの話とかも聞けて楽しかったです。

が、青年会のみなさん、夜遅くまで飲んで騒いでたはずなのに…
次の日も工芸体験イベント実施の為、朝イチから街に立っていらっしゃった。

みなさん元気すぎる……。

 

色々書いたけど、楽しかった!!!につきるツアーでした。お世話になった青年会の皆さん、ありがとうございました!

人に伝わりやすい文章の書き方、について

ある超有名ライターさんと話をする機会があり、

その方に、"伝わりやすく記事を書く"為にどんなことを気にかけてますか?

と質問してみたときのこと。

すごく明確な回答をいただきました。

 

・自分が誰よりも馬鹿だと思って書くこと

・難しい単語を使わないこと

・特に横文字とかカタカナ文字を多用しないこと

・例えばサステナビリティとかいう単語は絶対に使わないこと 

 

サステナビリティ…笑、と、思わず笑ってしまいました。

確かにカタカナ言葉とか流行りの単語とか使ってると自分が頭良くなった風に満足しちゃうんですよね。

会社でも、周りが難しい単語を使いまくっているのを聞いているうちに自分もなんか感化されるようになったり。

 

振り返って自身にもよくよく当てはまることなので、簡単な単語を正確に使うようにしよう…といい気づきになりました。

 

この超有名ライターさん、10代〜30代の若者層のファンが多いそう。

記事の内容ももちろん若手にウケるものだからだと思うんですが、言葉の使い方へのこだわりも、若者から支持を受けるポイントなんだろうなと思いました。

 

若者の読者を集めたい関係者の方々、是非この方のアドバイスを参考にしてみてください!

 

今までの常識が非常識に変わる、ということについて。

自身がかつていた企業の中で感じていたことを的確に表現された方がいたので、シェアしたくなりました。

タイトルに完全同意している訳ではありませんが、内容は…まさにおっしゃる通り!

 

http://artsandscience-kipling.blogspot.com/2017/09/blog-post_16.html

 

そうなんです。結局は、自分の適合性と可能性についての現実に、

①いつ向き合うか

そして

②主体的に向き合うか他人から突きつけられるまで待つか 

上記2つが全てかと。

 

個人的にはなるべく早いタイミングで、主体的に向き合うのが一番ダメージが少ないと思うんですけどね。

 

ちょうど同じタイミングで、"200年に一度の教育大転換"というテーマでアクティブラーニング専門家が解説してる動画を見たんですが、

その方、何度も"今はイギリスの産業革命と同じレベルくらいの大転換が世の中に起きている。

今までの常識はこれからの非常識と、大人が認識しなきゃダメ!"と語ってました。

なんか色々な示唆に富む指摘だなぁと。

 

危機感とスピード感は意識しつつ、あとは今のこの時代を楽しんでやっていきたいなと感じました。楽しそうでないと周りはついてきませんしね。

驚異の超絶技巧展に行ってきました。

"驚異の超絶技巧展"に行ってきました。

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/

 

美術工藝の作品をじっくり見たかったので楽しみにしてました。特に大好きな並河靖之作品(七宝焼)が出展とのことだったので、それはそれはもう、展示会をもう楽しみにしてました。

 

見に行って、やはり良かったです。並河作品の他にも漆工や金工、刺繍絵画作品など作品数多く見応えがありました。展示の配置も分かりやすく親切でした。

 

一つ後悔をするとすれば、行く日にち・時間を間違えたな…ということ。

平日夜間など…三連休昼間よりは空いてる時間帯に行けば、より作品にどっぷり浸かって見れたかもな…と思いました。

想像以上に混雑していたこともありましたが、お友達同士で来ていたおばさま方の永遠と続くお喋りが正直煩わしく。集中できないし列が進まないしで。残念ながら各展示物に深く入り込めなかった気が…。

まぁ自分がそういった時間帯を避ければいいだけですね。今後は観に行く時間もきちんと考慮します。

 

もう一つ自身にとって新しい気づきで面白かったのは、"この作品に似たものを、どこかで見たことあるぞ"という場面が結構あったこと。

特に金工作品。

物々しく東京の美術館にて如何にも高価そうに飾ってある作品たちですが、

そういえば高岡で似たようなものを見たな…とか、この前の燕三条の常設博物館でもこんな作品あったな…とか。

各地域ではここまで物々しく飾られてないんですよね。すごくシンプルに展示されてます。むしろセキュリティ面が心配ですが…。

今後地方の常設博物館、工芸館などに伺う時の楽しみが一つ増えました。地方こそお宝と出会えるかもしれない。

 

この展示、明治時代の美術工藝と、現代アーティストの美術工藝を対比して展示するという面白い試みもしてます。

現代アーティストの技もすごいです…。それだけでも見る価値あり。

 

この展示の会期は12月までなので、作品に浸るためにまた行ってしまうかもしれません…。

 

 

子供ときちんと向き合うことについて。

雨なので、子供と室内ですごしていた本日の出来事。

すごろくを子供として遊んだら、
私にボロ負けして泣く程悔しい思いをした5歳長男。
絶対に負けを認めたくなかったらしく、
「僕が勝ったんだ!」と言い張り続けてました。

大泣きするし騒ぐし拗ねるしで結構取り扱いに苦慮する感じでしたが、
ここはなぁなぁにしちゃいけないところだなぁ…と思ったので
「勝ったのはお母さん。負けは負けと認めなさい。
どうしても自分が勝ちたかったら、どうすればいいか考えてごらん」と暫く放っておきました。

 

そこで長男はどうしたかと言うと。


一通り大騒ぎした後、自分の得意なかるたで私に挑んできました。

お!考えたね!と思ったので、
「どうしても勝ちたい時に、自分の得意分野で勝負を申し込むのは方法としてアリだね。」と褒めておきました。


で、何が言いたいかというと。
今回はこの流れで良かった気がしますが、
普段、平日は時間に追われてこんなやりとりを面倒くさがってしまう気が。

子供も一人の人間なんだから、きちんと向き合えば反応も変わってくるのは当たり前…と改めて思いました。
ここは外せないというポイントの時はちゃんと向き合う様に、自身も気持ちのバッファを持っておかなくてはなぁ…とも。

 

こんな風に長男とガチでやりとりしている間、3歳次男は何をしていたかと言うと…
すごろくの箱を頭に被って、ひたすら踊ってました。次男って本当に自由…。

現美新幹線に乗ってみた

週末の燕三条の帰り、

世界最速の芸術鑑賞ができる、とのキャッチコピーをもつ現美新幹線に乗りました。

 

http://www.jreast.co.jp/genbi/sp/

 

車両の中はとても面白かったです。

一つ一つの車両の中を、全く違うアーティストが手掛けている為に内装が全く違ってました。

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ゆっくり座ってる人、少なかったです。

乗客はみんなあちこちの車両を動き回っていて 笑

 

素敵な内装でした。

他の路線でもこんな新幹線が走って欲しいです。

ただ、座席数が大変少ないのでゆったり読書するだとか仕事するだとかには全く向かない車両ですが…。

 

サイボウズの面白動画について

昨日から少しずつ一部SNSにて話題になりつつあるサイボウズの面白動画。

働き方改革についてシニカルに表現したアニメがアップされています。

 

昨日、日経新聞にこの広告が出て

動画も同時公開されました。

(ちなみにサイボウズ社長がfbにて、

この広告自体、日経以外の新聞社には掲載拒否されたと暴露されてる。さすがです笑)

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そして話題の動画です。全3話。是非ご視聴ください。紙兎ロペを手掛けた方によるものだそう。

 https://cybozu.co.jp/20th/

 

何が良いって…この会話のリアルさ。

適度にシニカル、適度にコミカル。

この企画考えた人すごいなー!と純粋に思います。勉強させていただこう。

 

そしてこのタイミングでこの内容を突っ込んだサイボウズがやはり素晴らしい!と思います。

いやー楽しませていただきました。

こういうの、すごく好きです 笑