20180628 考える→行動に移す、の割合について
【振り返りと今後の方針】
1.反射的に返答しない
2.自分の状態を、一度、俯瞰する
3.俯瞰して、課題を概念化する
【本題】
1か月ほど前に、初 大学講義を行ったのですが。
大学生の方々が講義についてのレポートを書いてくださり、
その添削を最近行いました。
添削とはなんぞや…こんなコメントで良いのか…と
恐縮に思いながらも、今の自分が書ける100%でコメントを
ひとつひとつ書かせて頂きました。
手を抜いていないということだけは自信もって言えます。
レポートを読んでいて一つ、考えたこと。
レポートでは、
今の工芸が抱える課題…販路開拓、後継者育成問題などについて
解決策を述べる内容となっていました。
どの解決策もそれなりに的を射たものでした。
どれを選択しても、何らかの解決には繋がりそうです。
そこでふと感じたのは。
学生の方々でも有用に思える解決策をこれだけ講じられるのに、
なぜ工芸が抱える課題は解決されていないのか。
それは結局、
「考える人」は世の中に多数いても
実際「行動に移す人」が少ないんだろうなと。(これは個人の問題)
あと、「(多くの人が)行動したくなる動機orメリットが少ないのだろうな」とも。
(これは工芸側の問題。魅力の発信がまだできていない、など)
工芸の話で限っていえば「行動に移す人」は何割でしょうか…1割いれば良い方…?
1割以下……?
レポートを読ませて頂き
改めて基本的なところに気づく機会をもらいました。
ちなみにレポートの添削では、
大学生の方々にも是非「行動に移す」ところまで踏み込んで考えて頂けると嬉しいなと思い、全てのレポートに対して、「ではあなたなら、どう動きますか?」といった類の投げかけをさせてもらいました。
彼らから、いずれかの機会に返事が頂けると、とても有難いです。