息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

20180625 職人さんのプロデューサーという存在

【振り返りと今後の方針】
1.ひとつひとつ、目の前の仕事を片付ける
2.気持ちがはやる時は、全体俯瞰と整理
3.慌ただしい時ほど、足元を固める

 

【本題】
ある職人さんが販路を広げていくには、
やはりプロデューサー的役割の人が傍にいると、良いのではないかと思った話です。


最近、懇意にさせて頂いている、ある伝統工芸職人さんがいます。
彼女は今、波にのっていて、テレビ取材、ラジオ取材、
若手職人向け特別プロジェクトへの招聘etcなど…

名前が売れるチャンスが次々と訪れています。


そしてつい先日、
インタビュー取材を受けるので原稿を見てほしい、と
相談を受けました。

彼女自身の想いに溢れた内容ではあったのですが、
今の彼女なら、もっとこういったアピールもできるはず、といった部分も感じたので
「追加でこの情報を入れたらどうか」「逆にこの部分は削ってはどうか」と
彼女とあれこれ会話を交わしました。
最終的には、彼女の想いがより具現化された原稿ができあがった様です。
少しでもお役に立てたのなら、良かった。

その時の彼女とのやりとりを思い出した中で。

職人さんが販路拡大を図っていくうえで、
もしその方のブランディングが手段として有用なのであれば。

誰か一人でもその方を冷静に俯瞰して、
アピールポイントを(時流を見つつ)明確にしていく、
手を打っていく人が傍にいると良いなと。
プロデューサー的な人、参謀的な人。

実際にそういったことをやられている方、すでにいるんでしょうか。
いる気もしますが。

伝統工芸、という業界に絞ると、
ステレオタイプなイメージがつきがちな業界であるからこそ…の、
職人のブランディングの難しさ、があると考えています。

なのでより一層、プロデューサー的役割はニーズが高いかもしれない…と感じました。
自分はその部分の役割が担えるかな(したいな)、とも。

 

件の彼女ですが、
近日また、一つの舞台にたつそうです。

真摯に、モノづくりにもお客様にも向き合っている彼女のことは
一人の人間としても尊敬しているので、引き続き応援していきます。