息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

20180608 「すべき」仕事の範囲 について

【振り返りと今後の方針】

1、情報が完璧にそろうことは永遠にありえない
2、手持ちの情報で、決断をする癖をつける
3、対応する範囲、自分の手持ちカードで最大限の効果が出る範囲、を考えつづける

【本題】
自分が「すべき」仕事の範囲は、どこまでか。
最近良く考えます。

現状、ベンチャー企業のバックオフィス業務構築をメインに行っていることから、
業務構築途上の今はどこにでも仕事や、問題課題が転がっています。

バックオフィス業務を行っている社員は他にもいるのですが
皆、仕事が山盛りなので仕事を拾っている暇がない、もしくは転がっていることに
気付いていない。またはたまに、問題課題に対応するスキルが不足している。

出来る人、スキルが足りている人が手を出せば良いのですが、
そうすると仕事の偏りが出てくる。
そしてその人の本来の仕事に滞りがでてくる。それが一番問題。

それぞれが本来の仕事と役割をこなしつつ、
現状、誰が拾うか不明瞭な仕事に対しては、どうすれば良いのか。
放っておいて大きな問題がおきないものは良いのです。

自分の場合、寝かしておくといずれ炎上するという問題については、
業務範囲外であっても手を出してしまうことが多いです。
放っておいての後処理の手間なども考えると、グリップした方が何倍も効率が良いことが多い為…。
(そしてその、炎上するに違いない…という嗅覚をできれば、社内でもっと育てたい、という
想いもあります)

ただ自分の課題としては
その、炎上するかもしれない…といった嗅覚は、もう少し鈍らせても良いのかもしれないな…と最近、ふと。


話はガラっと変わりますが、
ある会社では社員に対して、以下の行動規範が社内通達されています。

「横っとび」

要は、どの部署が対応するか、誰が対応するか不明瞭な案件、もしくは自分の業務範囲外の案件であっても
御節介をし、横っ飛びで口をだし、案件の課題を解決せよ。良い成果を残せよ、といった行動を
推奨しているのです。

「横っとび」で成果が出た案件を年間表彰するプログラムまで、その会社にはあります。

知人がその会社に在籍しているのですが、
彼は「横っ飛びという制度はマネジメントの甘えだ」とバッサリでした。
仕事の責任範囲が曖昧にもなる、と。

一理あるな、と納得しました。

 

自分が「すべき」仕事の範囲、については、別途、工芸業界へのコミットという別視点でも後日、具体的に整理しようと思います。