20180606 プロダクトデザイナー深澤直人氏(と展示会目録)の話を少し
【振り返りと今後の方針】
1.ベストな状態でいるために、休息を入れる
2.あれこれ考える前に腹を割って話すのが一番
3.知性という色気(というフレーズが魅力的)
【本題】
プロダクトデザイナー、深澤直人氏の作品が好きです。
過去の展示会ですが、プロダクト一つ一つにつけられた説明書きのセンスの良さに
脱帽。今まで訪れた展示会の中で、最も「説明書き」のセンスの良さを感じました。研ぎ澄ました言葉の数々で語られる、プロダクトへの愛。「説明書き」が、一つの詩の様です。自分もこのように言葉を紡ぎたい…と憧れます。
何故この話を持ち出したかと言うと、
本屋でこの展示会の目録が平積みで置かれていたのを見かけたので。展示会開催から日が経っているのに、本屋で平積みとは、それもまた、らしい。
ちなみにオフィスの手元にこの目録を常に置いています。
ほっと一息つきたい時、気分転換をしたい時、ぱらぱらめくると、心が浄化される気がします。
>行為が空間に溶けていくっていう感じがする
>これはもう便器というより精密機器だ
>これは空間の癒しだ
(抜粋。何のこっちゃという話ですが…写真とともに文を読むと、癒されます…)
この方、工芸品と工業品、の境目はどこか、を探究テーマの一つとしてプロダクトデザインに取り組まれています。そして日本民藝館の館長。それもまた、らしい。
もしこの目録を本屋で見かけたら、ぜひ手にとってみてください。
特にこの目録は、素晴らしい。
今迄見た色々な作家、画家の目録の中で、一番気に入っています。
…今日はオチも無く、好きなものを紹介したくなりました。