20180602 工芸・手仕事についての、ある人との対話
【振り返りと方針】
1、そもそも対話は、お互いがテーブルにつかないとなりたたない
2、自分の言葉がどこまで一人歩きするか
3、人の印象は想像以上に影響を及ぼす
【本題】
ある方と、昨日、深く意見交換をしました。
その方も自分も、工業・手仕事の分野を後世に残したいという想いで
仕事をしている者。しかし両者のスタンスは正反対でした。
ものづくりをしている方とその環境に対してとことん寄り添う姿勢か、
ビジネス的な目線も入れて向き合おうとする姿勢(自分)か。
特にあちら側としては自分の姿勢に反発を覚える部分もあった、とはっきり
おっしゃってくださいました。
ですが、両者の姿勢は正反対ではありますが、想いは同じであることまで、
お互い理解し、またゆっくり話しましょう。と なりました。
話は変わりますが、
その方には、とても村民との関係性を大事にしている地域があります。
まさに時代から取り残された、と言っても過言でないような手仕事が残された地域。
その地域にはずっと変わってほしくない、でも、確実に村民減少の波は訪れており
村としても新たな流れを求めているのかもしれない。
それを、自分が止めてはいけないのかもしれない…と。
期が熟した時、仕事として私達のような立場の人に相談をするかもしれない、と。
自分もその方と話す中で、大切なものを見逃しているかもしれない…と
深く感じ入ることがありました。
ありがとうございました。またぜひ、現場を見て、感じたことについて
じっくり話を聞かせてください。