息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

工芸版同世代交流プロジェクト(っぽいの)がしてみたい

どこかで実現したいこと。

各産地の職人団体…青年部を繋いでみたいなと。

青年部に限らず、工芸メーカーに勤務する若者たちとかも。

工芸版同世代交流…から生み出す、何らかのプロジェクト。

 

昨日、東京ビックサイトの展示会に行きました。

長野県 木曽漆器青年部の方とお話ができました。

直近の自分の業務に、深く関わる予定の、木曽漆器を取り纏める方とも

お会いできたので良かった。(実はちょっとその機会も狙ってました)

 

そして

木曽漆器青年部の方々と話していて思ったこと。

さすが青年部。勢いが良くて素敵です。

彼らは、家業の漆器技術を活かしてビジネスで新たな展開を産み出そうとしている。例えばこのようなプロダクト…素敵です。漆にガラス、という新たな展開。

www.hyakushiki.jp

一方、他の産地はどのような仕掛けをしているのか、とても知りたがっている。

 

この団体と良く似た人たちを知っているな…と思ったら、

高岡の伝産組合でした。こちらも青年部。彼らの場合は、プロダクトより人との繋がり、産地との関係人口を増やすべく取り組みに力を入れている。

www.takaoka-densan.com

彼らも、他の産地は何をしているか、とても気にしている。情報を求めている。

もっと自分の会社、地元、産地を盛り上げる方法がないかとアイデアを探している。

 

他にも岩手 南部鉄器のメーカーにIターンで勤めている20代後半の若者や、

革新的な仏具を提案し続けている仏具メーカーに在籍している若手デザイナー、

自分が見聞きしてきた方から共通で聞こえる話は

「他の産地が何をしているか気になる」

「同じ世代の、同じ業界の人達と話してみたい」ということ。

 

単に交流するだけでは単なる(それぞれにとっての)自己満足で終わってしまうので

何かしかけが必要だろうな、と思うのですが、何かできないかな。

 

彼らの、この年代だからこその意欲と可能性と、

ある程度彼らが持っている自分の技術への自信と。

(親世代に比べたら技術はまだまだだけれども、弟子入り、入社したばかりに比べたら一人前に仕事ができるぞ、といったところ)

 

同じような気概を持つ彼らを繋げて、方向性が示せれば、何か面白いことができそうだなぁ。

何かしたい。いや、何かする。それは自分が仕掛けたい。

 

それだけ、今日は書き留めておきます。