中屋万年筆という芸術品を見つけた話について。
本日、紛失した万年筆に名残惜しい気持ちは持ちつつ、2代目を購入しに行き伊東屋まで行ってきました。
自分は細字が好きなので、必然的に国内の万年筆のみが選択肢になります。(海外のものは中字が大半)前回はパイロット、今回はセーラーを購入しました。
今回、購入したものは以前愛用していたものに比べ書き味がとてもよく感じられて(メーカー差というよりペン一つ一つの個体差かもしれませんが)満足をしてます。
が、購入後、ショーケースに飾られていたある万年筆に、目が釘付けになりました。
中屋万年筆
自分の写真の腕の拙さで、実物のそれらの美しさが半減している気がしてとても悲しい…。
フォルム、光沢、色具合、どれをとっても美しく隙が無い、芸術品のような万年筆でした。
中屋万年筆、は1999年設立の、万年筆業界からしたら新参の会社な様ですが、
プラチナ万年筆に勤めていた元社員が集まり、設立された会社で品質はお墨付きな様です。
中屋万年筆のボディ?はまるで漆塗りのような光沢で、かつ、あまり見かけない深みのある色合い、とにかく全体のビジュアルがバランスが取れつつも”ならでは”の個性が発揮されていて、とても美しく…。
この万年筆もとてもよかった…。そしてすごく欲しかった…ですが、約10万円という価格帯はいかんせん今の私にはすぐに手が出るものではなく。
今回購入した万年筆を日々のお供に、ボーナスが入った時とか貯金がたまったとか、
どこかのタイミングで、自分のご褒美に買いたいな、と思いました。