地方にある堅実な会社に感じる希望について。
前回、TSUTAYA六本木について書きましたが、さっそくTSUTAYA六本木に通い詰め中。あそこは客に本を買わせる魔力がすごいです…。
個人的には書店の中では丸の内 丸善店も大好きな店舗の一つであちらも本を買わせる魔力がすごいのですが、丸善はフィンテックをはじめとした金融系、マネジメント系、その他自己啓発系(場所柄、ビジネスマン多い環境ですし)の品揃えが豊富。
対して
TSUTAYA六本木はカタめ、ヤワラカめな書籍の品揃え具合がいい感じでして、アート、デジタル系も豊富、見たことないゴツい芸術的な写真集やら雑誌やら…が沢山。書籍の隣にはグッと心をつかむビジュアルの万年筆やらアーティスティックな陶磁器なども配置してあり、そちらにもつい見入ってしまいますし…。
で、昨日はこれを購入しました。
月刊 事業構想12月号
”ちょうど知りたいことだった!”と思うキーワードが満載に載っていたので。
雑誌の感想。
今月の主テーマである”パーソナライズの新ビジネス”。なかなか面白かったです。もうもはや、”みんな一緒が一番いい。”という消費者の考えは無いんですね。きっと。
と、もうひとつ。個人的にとても面白かったこと。記事をぱらぱらめくっていた中で、
いい会社を見つけました。
パーソナライズ記事の特集の一つにパーソナライズアパレル(オーダーメイドのアパレルに特化する戦略を志向している先)として、ユニクロ VS セーレン という記事が載っていました。自身はセーレンという会社をここで初めて知りました。
セーレン
で、この会社を調べてみると、まぁ面白い。
主力事業はどうやらアパレルではなくカーインテリア系(エアバック、カーシートなど)な様なのですが、ハイファッションにも力を入れている様。
元は、福井県福井市に拠点を置いていた繊維メーカー。財務的にも自己資本比率は
十分あるピカピカの優良企業。海外展開も積極的に行い、着実に業績を伸ばしているようです。セーレンは経営者が現状に甘んじず、先手を打ち続けているんだろうなと感じました。
なんか、こういった企業を見ると、足元がしっかりしているいい企業は日本各地にまだ沢山あるんじゃないかなと希望が持てる気がして、個人的にはすごくテンションがあがります。なんだ、まだまだこの時代、この国でも強い会社はたくさんあるじゃないか、と。