古典を読む価値について
最近、この本を呼んでいます。
https://www.amazon.co.jp/民藝とは何か-講談社学術文庫-柳-宗悦/dp/4061597795
民藝展に最近行った影響で読み始めたのですが、この本がまぁ面白いんです。読みやすい。
原著が刊行されて大分経っているはずなのですが、全然色褪せない内容。民藝について語られた本ですが、人が美しいものを愛でる理由、その行為について見出す価値などについても触れられているので、工芸&民藝に興味がなくても楽しめます。
最近、人の"本質"というものについて色々考えてみたくなってきたところ、ようやく"古典"やその分野の第一人者の"専門書"を読む価値を理解できる様になってきました。
今までは古典なんて、読みづらいと敬遠してたのですが。
少しずつ、じっくり古典などを読んで、自分の人生の指針となるようなものを見つけていこうかなと。
個人的な話ですが、色々と今、自分の殻を破らなくてはならない…とも感じている状況でもあり、古典からヒントをいただけそうな気がしています。読書を通して自分の本質の…いい面も悪い面もコンプレックスも見つめ直します。
自分と向き合うのはなかなかキツイことですが、その先にまた何かが見えてくるといいな…と期待を込めて。