息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

年齢で区切り、その人の人格を語ることに対してのとてつもない違和感について。

ある友人と、共通の知人について話していた中で

友人が「〇〇さんは70代にもなっているのにこんなことをするなんて…落ち着きがない!!」と憤っていました。

友人の想いは察して余りあるとして、自身としてはその言葉を聞いた時、とてつもない違和感を感じました。「70代なのに…」ってなんだろう…?と。

例えば、70代の方は世の中に沢山いらっしゃるけども、それぞれ全く別の人生を経ての70代なので…その年代に到達した時の、個々人の価値観、行動はもちろん全く違うはず。でも、当事者世代でない人たちは、「70代とは…」と何かの尺度に当てはめたがるんですよね。

 

70代でなくても、10代でも20代でも40代でもなんでも、「〇代世代は普通こんな行動をするはず」と、当てはめたがるものなのかもしれません。その方が、パターンが読めて楽だし安心だから。これは自戒をこめて。

でも、それを言う人に限って、自分が該当する世代について、他人から、「〇代世代ってさ…」と言われると、反発しそうな気もする…。

 

今の時代、と言っていいのか分かりませんが、世代でひとくくりにして正しく語ること…それ自体が困難なのではと思います。世代でまとめようとするのではなく、自分が直接相対する、その人個々人の資質を見なければ正しいことは何も語れないような。

 

とはいえ、自身も固定観念にとらわれまくりな1人であるので、そこは目の前の人の特性を正しく見ようと思います。。何気ない会話の中での一コマでしたが、振り返るに良い機会でした。