あるインタビュー記事から見る、工芸業界の課題について。
古い記事ですが、
工芸業界の課題について本当によくまとめられていると感じた記事を見つけました。
http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/kakijiro007
本当に編集がうまい。いや、話し手が上手いのか。
知識のない読み手でもとっつき易いタッチの記事表現で、かつ、インタビューテーマのひとつである工芸業界(職人業界?)の課題が明確に分かる内容。
内容については…切ないです。
この記事が書かれたのは2015年。この時点でもう、業界が抱える課題への対応について、"時間がない"、"待った無しの状態まできている"との表現。それから2年経過の今。
状況は、少しでも改善できているのでしょうか。せめて、悪化スピードが落ちている、という状況でも良いので…願うばかり。
工芸業界の売上高は頭打ち、と、どこかのデータを見たので、まだ今なら間に合うギリギリなのかもしれません。(業界の人たちで、そういう表現をする人も多いですし)
本件を少し個人的な話に絡めると。
最近、工芸業界に所縁のある業種に職業を変えることにしたので、
"あぁ良かった。これからは願うばかり、の立場ではなく…ようやく自分も何かできる身になる。スタートラインに立てたのが今でよかった"
とも感じた記事でした。
何かできる…レベルになる為には、
業界変えてある意味社会人一年生になった自身が、確実に実績あげて、早く何者かにならなければいけないんでが。
ということで、改めて気持ちも引き締まる記事内容でした。今のタイミングで読めて、本当に良かった。