息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

好きなことを仕事にする…の弊害

好きなことを仕事にする。

 

それはとても素晴らしいことだと思います。

仕事で圧倒的な成果を出す為の要件として、仕事のことをオンオフ限らず考え続けること(考えずにいられない環境に自分を置くこと)は、個人的にはとても重要な条件だと思うので。

 

でも、そこで発生する弊害としては

生活の時間の大半を仕事に費やしてしまうことにより、自分のプライベートの時間を削ること。(そもそも、仕事に没頭している人にとってはオンオフの配分などないとは思うのですが)

 

自分の都合のみでオンオフの配分を変えることが難しい人…配偶者がいたり、子供がいたり…という人にとっては、仕事に没頭することにより、家族との時間も確実に削られることになります。

そして、物理的にも家族との時間が減っていくと、心のすれ違いにも繋がっていくと思います。 

 

そこで、家族とすれ違いを感じ始めた人たち…仕事に没頭している人はどういった行動をとるのか…。

周囲の人たちを見ていると、一層、仕事に没頭していってしまう人が多い気がします。

自分では、家族との間に何かしらの課題を感じているのに、面倒なのか、向き合うのが怖いのか、課題から逃げてる。

仕事だったら課題から逃げないのに。

 

自分の家族との関係性を未来に渡って繋げたいという思いが、もしあるのなら、逃げないでほしいと思います。

課題から逃げる為に、楽しい仕事により没頭することについて、自分でも良くないと分かっているはず。

逃げていると、そのうち手がつけられない領域にまでその課題が深化していってしまいます。

手遅れになる前に。

 

もしいま、仕事に没頭しすぎて家族との距離がある気がする…何から手をつければいいのかわからないという人は、まず、素直になってください。

一言家族に対して、自分は家族のことを大事に思っている。でも仕事も忙しいし何をすれば良いのかわからない、と正直に心を開いて伝えてください。

そこから何かが変わってくるはず。

 

偉そうに色々書きましたが、

自分も仕事に没頭しすぎるあまり、家族を置いてきぼりにしてしまいそうな可能性を孕む…と最近思い始めたので、自戒までに備忘録です。