息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

社員の命より優先させるものとは、一体何か。

会社には経営課題があって、世の中のため絶対に果たさなければならない仕事もあったりして、特に社会のインフラたる企業は責任が重くて、何がなんでもやらなければならないプロジェクトもあると思うけど…。

 

そのプロジェクトに人員を投下して、鬱や体調不良者続出にして、それでも続けなければならないタスク…何人もの人生を犠牲にしてまで優先されるものってあるのでしょうか。

 

いくら社会的に必要不可欠なタスクであったりしても、人の人生狂わしてもいいほどのものなんてないはず。

 

渦中にいる人は、その状況の異常さに気づいてないと思うけど、少しでも、何か違和感を感じたら…特に体調に違和感を感じたら…早く逃げてほしいと思います。

 

ある一定の年次は、仕事の頑張りどころ、がむしゃらに働け、と言うことも理解できるけど、命削って、その人の大事な人との時間も削ってまでやるべきことなんだろうか…と、時々思います。

こういう考えは甘いのでしょうか…。

 

働き方改革だ、と叫ばれているけど、なかなか浸透しそうにない、その背景には、まだまだ、"今は会社の非常時だから、特別"とか、"自分の会社では仕事の性質上そぐわないから、特別"とか理由をつけて、いままでの超過勤務体制を継続させようとする意識があるからではないかなとも思います。

 

なんてったって、新しいことをやるより、今までのことを続ける方が頭を使わないからずっと楽よね。

思考は怠惰に(現状維持)、身体であくせく働いて埋め合わせ。今はまだまだそんな感じなのでしょうか。

 

そんなことをつれづれ思う雨の夜です…。