息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

工芸業界ってやっぱり刺激的、と思った日と、発信して良かったと思ったことと。

発信を再開しようと思ったもう一つの理由。

 

工芸が好きだ、手仕事・工芸関係の仕事を

している、と発信し続けていたところ、

ある人が、こんなセッションがあるよと

わざわざ教えてくれました。

http://www.sdm.keio.ac.jp/upload/tc.pdf

 

そうか、自分が好きなものを

発信し続けていると、こういう風に

情報が集まってくるのだなと実感。

ありがたや。

 

そして行ったこのセッション。

内容はかなりマニアックでしたが…

個人的にはどハマり、大興奮するものでした。

 

久しぶりに聞いた、アカデミックな話。

加えて、工芸業界の新たなビジネスの可能性。

西陣織の技術がバイオテクノロジーと融合

していたりだとか。

漆器産地の生産工程クラウド化による

業務効率改善とか。

賛否両論あると思います。

でも、今まで何の関係性も無いと思われていた

工芸産業と最新技術の融合による新たな

可能性の発掘など…面白すぎる。刺激的。

 

自分は、手仕事・工芸というもの自体に

もとから愛着がありますが…

なによりも、工芸業界には大きなビジネスの

可能性があると信じています。

繰り返します。

工芸業界には、やり方次第で大化けする、

大きなビジネスの可能性があると信じています。これは直感。

直感でその業界で飛び込んだあと、色々見聞きした話を統合するうちに、自分のなかではその直感は今はもはや確信に。

 

今、斜陽局面の工芸業界は、必ず巻き返せる。そのV字回復が楽しみでたまらないのです。

絶対どこかで快進撃が起きる。

でも待ってるだけではだめで、その流れを起こす力が必要。その力を起こすことに、自分の今と将来を注ぎ込みたい。絶対楽しい。楽しすぎる。

そんな想いを、セッションを聞いている中で

改めて思い出しました。

 

 

おまけの話。

セッションの中で、

イノベーティブ、という言葉が何度も使われていました。久しぶりに聞いて懐かしいな…と思うと同時に、過去いた会社でもそういえば、

イノベーティブ、イノベーションという言葉を

耳ダコになるくらい聞いていたことを

思い出しました。

 

はてここ最近は全く聞いていなかったよな…

と考えを巡らせていた中で気づいたこと。

そうか、今はベンチャー企業にいるから、

イノベーションするものがそもそも無いんだな、と。

イノベーションではなく、クリエイション。

創ること。逆にクリエイティブ、クリエイションは毎日聞いて、すっかり馴染みになりました。

 

工芸は積み上げてきたものがある。

けれど、ビジネスとして成り立ってきた

ものではなくて。

なので、セッションで話を聞いた先や今、眩しく活躍している工芸メーカーなどは、社長の話を聞くと、みんな同じく、クリエイション→

イノベーション、の道を辿ってました。

 

事業として成り立たせるための、現業の再構築。正確に言えば、リ・クリエイション?

そして、その後のイノベーション

自分にとっては、世の中の会社が動くちょっとした仕組みの一つに気づいた、面白い時間を過ごしたセッションでした。

 

 

 

本気で動かされた言葉、などについて

暫くブログの更新しなくなってから、早十数日。

月日というのは文字通り、あっという間に過ぎていきます。

今の自分にとって、発信することは間違いなく重要なんですが、さてこのブログを取りとめもなく書き続けても意味は無いし、発信の仕方は色々とあるし、さて、次に何をしようか…とずっと考え続けていました。

ブログか、instaか、twitterか、pinterestか、FBか。写真か、動画か、文章か。

自分が好きな何かに特化するのか、苦手分野克服の手段として使うのか。

 

考えていたら、あっという間に時間は過ぎ。

ふと読んだこのブログが刺さりました。

そして強烈に感じました。

改めて動こう。本気で。中途半端でもまずは動くこと。

光陰矢の如し。止まっているのが一番勿体ない。

http://inkyodanshi21.com/blog/12340/

 

暫く発信を止めていたら、

そもそもこのブログを始めた目的、かつ、身についた習慣…発信すること自体に慣れる、

ということさえも、なんだかまた少しずつ抵抗感が。

なのでやっぱり、動きます。

とりあえずやり方はまた、考えていきます。

 

ちなみに。似たようなアドバイスは沢山今まで聞いて来ましたが、このブログが一番、自分に刺さりました。営業力、というところ。

同じ内容でも、人を本気で動かす言葉というのはそれぞれ違うのだなぁ…とも実感です。

紹介しているブログも、全く響かない人がいるに違いない。響くかそうでないかは、個々人の価値観の違いです。

 

おまけの話。

さてその実体験を日々の生活に活かすとして。

人に何かを心の底から伝えたい時。人を動かしたい時。

もちろん伝えたい、という熱量は大前提で大切ですが、相手に響く言葉選び、ができるようになるには…月並みですが、相手のことをよく知ることでしょうね。きっと。

本気で(仕事でもプライベートでも)口説き落としたい相手については、徹底的に知ること。

好きなこと、嫌いなこと、価値観、見ているもの、普段の行動など。

そうすると、きっと相手が大切にしている芯が見えてくるものなのかなと。

そこを捉える言葉を紡ぐ。

きっとそういうことかなと。

 

そんなことがさらっとできる人になりたいと思います。

 

 

気持ちが折れそうになった時のリカバリー方法まとめ

自分の備忘録までに、悲しい出来事があった時の
リカバリー方法をまとめます。

 

なぜ唐突にこの内容化というと、理由は以下2つ。

本日、自分にとってとても残念で悲しい出来事がありました。
一つ、自分の人生において大きなチャンスを逃しました。
薄々この展開を予想はしていましたが、やはり、現実化するとツライ…。
正直、ツラすぎて食事も喉を通らない…この言葉の通り。

ですが。
ここで気持ちと行動を切り替えれるかが
今後、自分が再びチャンスをつかめるかのポイントになると思っているので、
折角ならこの経験を実のあるものにします。活かし、利用して次の行動に繋げるのが、今の自分にとって一番良い方法だなとも思いました。

 

あるライターさんより、
「情報発信はネガティブなものを発信しても全く問題ない。
ただし、発信する際は、愚痴を垂れ流すものではなく、
他人が読んで実になる情報にどう仕立てあげるかが大事。

ポジティブな内容は、実にならないもので良いが、
ネガティブな内容は、実になるものにする必要がある」とのアドバイスを頂きました。

確かに、その通りかもしれません。と思い、試すことにしました。

以下、今回自分がまとめる内容は当たり前のことばかりでもう少し推敲する必要があるかもしれませんが…(高尚な内容でなし…でも辛い時は気持ちも混乱しがちなので、冷静になるために、やるべきことをまとめておくこと自体、価値があるかなと…。)

 

 

ということで、リカバリー方法まとめ。

 

【辛いこと/悲しいできごと発生】

 ↓

1.まず、起こった事実に対して自分が感じた想い、気持ちをごまかさず、味わう。かみしめる。ここで重要なポイントは以下。簡単に言うと、事実は事実として認めて誤魔化さない。

①他人のせいにしない
②「もし…だったら…状況は変わっただろうか」と過去を振り返りすぎない
③酸っぱいブドウにしない(手に入らないからといって、「どうせそんなもの、いらない」と強がらない
④できれば自分なりの発散の場を持つ。なるべく短期間で済む方法を。
ダラダラ 愚痴を周囲に振りまく、とかではなく、思いっきりスッキリする飲み会を開く、とか。今回の自分の場合は、今、このブログで行っていること。(文字化して発散。事実を整理していく)

 

2.気持ちに向き合い、ある程度発散できたら、起こった事実に対して、今後想定できるワーストシナリオを考える

(例:失ったチャンスが永遠に来ないと諦め、チャンスを得る為に継続していた自分にとって良い行動を止めてしまう… →永遠にチャンスが巡ってこない…など。)

 

3.一方、ベストシナリオを考える。具体的に。

 

4.ベストシナリオに近づく(=ワーストシナリオを完全回避する)ための計画と自分の具体行動方針、内容を、時系列で考える。年単位→半年単位→数か月→毎月→毎週…と、落とし込み

 

5.行動方針の通り、動く。とにかく早く、本日から。あとはPDCAを回していくのみ。

 

その他、心持ちとして、自分が尊敬する諸先輩からのアドバイス
自分がこれまで経験した中での信条などから。

・断られてからが交渉のスタート

上記1の、感傷に浸る期間が長ければ長いほど、ポジティブな行動に移していく余地が少なくなっていく。なので、気持ちを味わう、かみしめる期間を長くとりすぎない。切り替えのポイントを決める。(自分の場合は)

・自分の身におこった辛いこと/悲しいできごとでせいぜい、人生が終わるわけではない、と視野を高く持つ。死ぬわけで無し。

・辛い…加えて悔しい思いをした時は特に、日々使う身近な日用品、文房具など…を一つ、購入しておく。これは当時の気持ちを忘れない為のアイコンとして。日々の中で時間が経ち気持ちが弛んだ時、見たりすることでハッパをかけるアイテムとする。

 


あくまで自分の、気持ちのリカバリー方法です。
これが当てはまるかは人次第。
打たれ強い人はどうやって、沈んだ気持ちをリカバリーしているのか気になります。

 

恐らく、辛いこと苦しいことはみんな誰しも、経験しているはずなので、あくまでご参考まで。

 

 

30,40代の自分が50代の自分の市場価値を決める、という話。

備忘録。

 

ある人の投稿より。

以下引用。

 

「50歳代は、実は仕事を選べない。世の中が自分に選んでくれた仕事、要請した仕事しかできない。」

ビジネススクールの先輩の言葉。どういう仕事が要請されるかは、30歳代、40歳代の自分しだいだ、と。

逆説的な表現だけれど、仕事=世の中に価値をもたらすもの=世の中に要請されたものだと思うと、極めてまっとうなお話。

若いうちは、提供できる価値が小さくても将来ポテンシャルを見込まれて仕事のチャンスが頂けた。50歳代は、将来ポテンシャルを見込まれてのチャンスではなく、今ここで提供する価値を世の中は期待する。

 

引用終わり。

 

つまり30代の自分は、

いまやっぱり頑張らんといかんね、って思った話。

 

そして確かに

自分が尊敬しているある50代の方は、仕事を自分で選んでいるように見えて…実はその方が30,40代で積み上げてきた実績を見て、周囲がそのキャリアに沿った仕事を依頼されている…と分かる。

 

自分の場合、得意なこと、苦手なことがかなりはっきり分かれていて。

一方、自分の最終ビジョンから逆算すると、恐らく苦手分野の強化が必要で。

やりたいことも色々とあって。

 

努力の方向性がより狭められるともっと楽な気もするんですが。

でもまだまだ経験値が必要なことだけは理解してます。今はまだ、決める必要はないのかな…。

とだけ、呟いてみました。

上野パルコヤ hacoa店舗にて

惚れてしまいました。

タイピングの心地よさに。

f:id:sanaina99:20180225180859j:image

 

f:id:sanaina99:20180225180903j:image

前から気になっていた上野パルコヤにできたhacoaさん店舗にて。

(福井県鯖江市が拠点の、木工製品専門メーカー。元は漆器屋さんだったのが、木工製品に手を広げて、今や東京丸の内や京都その他、各地の新設ショッピングセンターに店舗を出し続けているお店)

 

木製のキーボードが試し打ちできたので、やってみました。

 

心地よすぎました。

タイピングが想像以上に快適。

そして木の手触りの安心感。

殺伐とした(というわけではないけれど)オフィス環境に、これがあればどれほどリラックスできるか…。

 

久しぶりに本気で欲しい、と思いました。

が、お値段約10万円…。

ですよね…簡単に手に入るシロモノでなし。

 

このキーボード、hacoa社長自らが一つ一つピンセット使って作っているとか。

愛と手間をしっかりかけてます。

でも欲しいです…。

 

hacoa、他にも色々な木製雑貨あり。

新店舗をどんどんオープンさせるほど結構な人気であることを聞いていたので、その理由は?と、体感したくて店舗を訪れたわけでもありますが…少しわかりました。

 

一つ一つの製品が、木のぬくもりが伝わるように本当に質感を大事にして作られている。

木製製品、これまでも色々なものを触ったり見てきたはずなのに、ここのは一味違う。

触るととても安心感がある質感です。

この、他の木製製品との違いについて具体的に探ってみたいところでもあります。

 

でもともかくも、木製キーボードが欲しいです…。

 

地方移住特集の雑誌に感じた違和感

こんな雑誌を読みました。

 

f:id:sanaina99:20180223195657j:image

どこかで読んだこともあるような記事もあるけど…結構面白いです。

 

読んでる中で、すごく感じた違和感

f:id:sanaina99:20180223194245j:image

f:id:sanaina99:20180223194252j:image

f:id:sanaina99:20180223194254j:image

 f:id:sanaina99:20180223194300j:image

 

クリエイティブ、の言葉が花盛り。

なんでしょうね、これ。

 

移住の成功パターンとしてよく取り上げられるのが以下2パターンかなと自分は考えています。

 

①手に職系の人…クリエイティブ、と評される人…が、地方に、自分の仕事付きで行く

 

②手に職系でない人…が、

何かがきっかけで思い切って仕事を変え、住まう地域で新たに起業などする

 

①でない人、かつ②の覚悟が持てない人、世の中にわんさかいます。

その人が地方移住に向けて動くようになったら、結構大きなインパクトですよね。

 

その仕掛けを作ろうとして、お試し移住とか、都心のテレワーク者呼び寄せ策とか、色々知恵を絞ってるんだろうな、それぞれの立場で、と。

 

でも、この雑誌に限らず、移住、とかローカル系の記事、この傾向がままあると思っています。

何かと言うと、こんなにもクリエイティブ、クリエイティブ、と書き連ねていること。

こんなに全面に押し出した情報発信ばかりが世の中に向けてされているなら、

その狭間にいる人たちにとって、余計ハードル高くみえるじゃない。だめじゃん、と感じました。

 

雑誌としては売りやすい方法なんでしょうけどね…。

 

+αの行動力で変わっていく将来、について。

たった一つの判断や+αの行動が、その後の成り行きを左右することは

よくあると実感します。

 

今日、そんなことを実感する場がありました。

ずっと見てみたかった、工芸関係の”現場”を見においで、と声掛け頂きました。

すごく嬉しい。

声掛け頂いたからには、単なるオブザーバーではなく

その場で自分ができること、付加価値を残せることをきっちり残して帰ろうと

思います。

それが、声掛けくださった方へ感謝を伝えることになるので。

(そしてまたぜひ、面白そうな話があったら声掛け、お願いします 笑)

 

今回、声をかけてくださった方とは知り合って半年程…という間柄ですが、

立場は違えど、どちらとも地方創生/地方の手仕事活性化に関する仕事…ということ

や行動の傾向が似ており、話は合う方だなぁと個人的にも感じていました。

が、

近畿に住まう方で、一方自分は関東在住の為、メールでやりとりはしていても、

顔を突き合わせて話をする場はなかなか得られず…。

 

数週間前、ようやく東京にて、お互い時間をやりくりして、たった1時間程度ですが

色々と話し、お互いの近況や情報交換などしました。

この1時間の話し合いがあったからこそ、今回、お声掛けしてくれたんだと確信しています。

 

そして実は、その1時間を作ること自体、自身は実は少し躊躇していました。

たまたま業務繁忙期だったということもあり、かなり時間を作ることが難しく…

”今回お会いできなかったとしても次回があるのでは…?”と。

 

今思うと…良かった、そこで無理にでも時間をやりくりして伺えて…と心から

思います。今回の機会を頂けたことももちろんですが、あちらにも、あちらが今

求める情報を色々とお話しできた様で。

 

行動量を増やすと新たな話や展開やチャンス諸々、増えるのは当たり前ですが、

日々の忙しさの中ではつい、その行動量を増やす一歩、を踏みだすことに躊躇しがち

です。

そうこうしているうちに、限られて枠内でのチャンスしか得られなくなる。

思考も凝り固まっていく。

(現に最近の自分がそうでした。自分の場合は、あちこち手を出しすぎる

ことを逆に考えなくてはならないのですが…)

 

なんかすごく勿体無いなと。新しい世界や展開や、それこそ仕事に繋がる話も出て

くるかもしれないのに。

 

まぁ「そうは言ってもさ…」という声はあると思うので、人には押しつけすぎず、

でも、「ちょっとの+αの行動で、結構将来っていい方向に変わっていくよ」と

見せられるに自分も動いていかねばな、と思いました。