息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

ネガティブな人と付き合うデメリットについて。

前回、過去のつながりを恐れる必要は無いかもと書きましたが…前言撤回。

今、色々吸収して前に進もうとしている自分にとっては、(偉そうな言い方になりますが)その行動を無駄にしないためにも、付き合う人を特に注意して選ばなければならない時期なんだな、と思う出来事がありました。

 

最近、暫くぶりに会ったワーママ友達の間で

軽い飲み会が開かれたのですが。

そこにいた、ある方…発言が卑屈、後ろ向き、くさくさしている…と話す機会があり。

その方と自分が話したのはそんなに長い時間でなかったものの、自分のパワーをかなり持ってかれた感覚を覚えました。

 

その方はこれまで、仕事やプライベートでおそらく理不尽な扱いを受け、そのやるせない気持ちの発散の場を求めて参加されたのだと思います。

もちろん同情の余地はあるのですが…発する負のオーラや(卑屈やひがみの話を聞きたくなくて)話の論点を周囲が変えても、自分の発信したい内容にこだわり続ける姿勢…ある意味怨念というか…にだいぶ気持ちが消耗…。ほんの1、2時間だったはずなのに大変疲れた経験をしました。

ここまで負のオーラをしっかりと感じ、ダメージを受けたのは、久しぶりかもしれない…。

 

はっきり、この方とは距離を置くべきだと感じました。

自分自身も今、余裕がない状況なので…おそらくその方と今後付き合い続けたとしても、その卑屈な姿勢に自分も優しい対応を取れないと思うので、お互いとって離れた方が良いな…と。

 

付き合う人を選べ、とよく言います。

自分も気分が落ちてる時には、傷を舐め合う関係というのは時としてありかもしれません。

が、ネガティブな人と接触を持つこと、自分の時間を割いて付き合うのは、かなりの足かせになるな…きちんと見極めていかねば、と感じた経験でした。ネガティブな人と付き合った時の自分が受ける影響について、少し甘く見ていました。これは結構、くる。認識を改めます。

 

そしてこれは大変申し訳ないけど、転職前に自分がいた環境に、結構ネガティブな人が多い気が…。

だからこそ、今までとこれからも、付き合っていて気持ちが良い方たちは心から大切にしないとな、とも、改めて実感。今回のことは良い経験だったかもしれないです。

過去のつながり、自分のルーツと向き合う時間について。

音声入力だとタイピングの3倍速く入力でき、効率的だと紹介されている記事を読んだので、今回試してみました。

確かに音声入力の精度はかなり高く効率的に感じます…が、慣れてないせいか

考え方を纏めながら言葉を紡ぐのは結構難しいな…とも。

しばらく試してみようと思います。

 

さて昨日、思い立って、自分の社会人の基礎を築いてくださった大先輩方に

新年の挨拶に行ってきました。


偶然、先輩方がいる場所の近くを通りかかっていたので、その場で連絡し突撃訪問。
久しぶりにお会いした先輩方は驚きつつも、「相変わらずだな」と笑顔で迎えて

くださいました。.


先輩方は自分が20代の頃、社会人のイロハを教えてくださった方々です。

もうその頃から早数年…なのですが、まだまだその方々にとっては、自分は青臭い

若造扱いです。

きっとこの関係はずっと変わらないんだろうなと思います。

でもその関係性がとても安心できたりします。

自分の社会人のルーツに触れた時間でした。

 

実は転職後、(自分に余裕がなかったことが1番の理由ですが)、あまりに違う業種に

仕事が変わったこともあり、あえて暫く前の環境から遠ざかろうとしていました。

前に向かって走るしかない今の自分の、足を止める要因を少しでも排除したい

思いもあり。

でもそれは、自分が怖がりすぎていただけだったのかもしれないな、と気づきました。

少なくとも昨日お会いした方々は、私の近況を大変に面白がって聞いてくれ、

励ましてくれ、見送ってくださいました。

お会いできたのはほんの10数分の出来事でしたが、自分がその時間でとても勇気を

いただいたことにも気づきました。

 

過去を懐かしむばかりでは意味はありませんが、時折初心を思い出すためにも、

過去のつながり、自分の思考のルーツなどと向き合う時間は思った以上に

大切かもしれないなと。

そして、言い方はちょっと大げさかもしれませんが、過去を恐れる必要は

ないんだなとも。

自分の心持ち次第で、過去が足を引っ張るかどうかは決まるもんだなと、

ふと思った1日でした。

 

先輩方、ありがとうございました。また突撃訪問すると思います。

その時もまた、「相変わらず鉄砲玉みたいな奴だな」と.笑ってやってください。

あと次回お会いする時は、「お前に全部パワーを吸い取られた」と、全員に口を

揃えて言われない様、会話のパワー配分は気を付けますので…。

(きっと自分も興奮していたんでしょう。マシンガントークで話しまくっていたので…)

 

 

  

最後に。

全く話は変わりますが備忘録までに。

 

最近、強烈にアウトプットする場が欲しいと感じています。

 

例えば上記の体験のような、自分にとって強く印象に残ったできごと…からの自分の

思考のプロセスを整理したりする場。

そして何よりも最近、とみに増えるインプット量(しかも今の自分にとって

最重要な情報ばかり)を定着させる為のアウトプットの場。

 

このブログでも良いのですが、他にもっと場はないかと。

できれば五感をフルに使える環境を定期的に持てないかと。

 

どんどんアウトプットしていかないと、せっかくのインプットがすでに今も、

ぽろぽろと頭から抜け落ちている様なイメージ。ものすごい危機感があります…。


とりあえず今はevernoteに学んだこと・気づいたことを書き留めていますが、

それでは多分、記憶の定着には不十分。

もっと能動的な何か、五感を使うなど強烈なアウトプットをしたい思い…。

この対策は、早急に考えます。

興味をそそられる服屋さん ALL YOURS

…を見つけました。

allyours.jp

自分が知らなかっただけで、クラウドファンディングCAMPFIREでは結構有名な団体な様。

 

何が面白いかっていうと、

・元ライトオンに勤めていたらしい、服のプロ達が

・従来の服で、不満に感じがちなところをクリアする製品を次々と打ち出している

(たとえば、何度洗っても色あせしない黒ジャケット、洗濯しても3時間で乾いて

 且つ型崩れしないジャケット、ゴワゴワな着心地が一切無いジーパンなど…)

・しかも24か月連続クラウドファンディングという形で

(おそらく、クラウドファンディングで試作品 →その後製品化、というサイクルをずっと回している)

・そしてその服の製造を、繊維を知り尽くしている石川県の老舗工場とタッグを

 組んで成立している(←これがまた、個人的にグッとくる)

 

というところ。

 

なんかこの、カユイところに手が届く商品を、

服のプロ達が、

技術をしっかりともった地域企業とタッグを組んでどんどん産み出し、

攻めていってる、

っていう感じがすごく好きです。製品自体も評判がよさそう。

 

この会社のコンセプトもいいなと。

>働き方が変わってきています。「仕事の服と日常の服」。
インターネットがその境界線をどんどん曖昧にしていきます。

「仕事中はストレスが無く、ちゃんと見えて、日常生活ではリラックスして、

気にせず着られる。」

着ているときも、洗濯などのケアのときも、気にせず着られて、日々のお手入れも

丸洗いでOK

いま、この時代、そんなものが必要とされていると思うのです。

>すべてのブランド・サービス・形(かたち)が「あなた中心」であること。

 

時流に乗ってるなと。

ZOZOスーツでプライベートブランドを展開し始めたZOZOTOWNやUNIQLOしかり。

 

ちなみに現在実施中のクラウドファンディング内容は、

”さよならジーパン!”(ジーパンを着る上で不便に感じがちな部分を全てクリアした

製品だそう…)1/4時点で、実施期間残り4日。既に目標額は大幅達成。

camp-fire.jp

しかも、このお店の直営店舗(試着ができる)、自分の通勤範囲内(池尻大橋)に

ありました。

すごく興味があります。製品の品質も、今迄打ち出した製品を考えつくまでの

スタッフの方達の考え方のプロセスも。

近いうちに店舗に行ってみます。

最近読んだ本、読みたい本(積読本)の洗い出し。

この年末年始で、読んだ本たち。読みたい本たち。を備忘録までに、書きます。
(じっくり読んだもの、過去読んだものを斜め読みしたもの、含め。)

 

【読んだもの】
(今の自分にとって面白かったか、を◎、○、△で評価。
 あくまで、”今の自分にとって”なので、本の評価はまた変わるかもしれません。
 こう考えると、本の評価って、本当に読む人のコンディションによって変わるよなー…と実感。)

 

・休む技術/西多昌規:◎
・わがしごと/wagashi asobi:△
・いい努力/山梨広一:○
・どうすれば、売れるのか/木暮太一:△
・世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか/山口周:△
・自分への取材が人生を変える/はあちゅう:○
・カエルの楽園/百田尚樹:○
・THE ONE THING/ゲアリー・ケラー:◎
・AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲:◎
・民藝のインティマシー/鞍田崇:◎
・その企画、もっと面白くできますよ/中尾孝年:◎
・社長の「まわり」の仕事術/上阪徹:◎
・新しい分かり方/佐藤雅彦:○

 

【読みたいもの(読みたくて買ったのに、積読してるもの…)】

安藤忠雄展 挑戦/安藤忠雄
・あたらしい教科書 民芸/濱田琢司(監修)
・サヨナラ、民芸。こんにちは、民藝/監修…たくさん…
・遠くの町と手としごと/三谷龍二
・ものが生まれる産地、ものを輝かせるデザイン/影山和則
・東大教授が教える独学勉強法/柳川範之
・独学の手法/山口周
発達障害/岩波明
・9プリンシパルズ/伊藤譲一
・金融は人類に何をもたらしたか/フランクリン・アレン
・たった一人の熱狂/見城 徹
・靴にすべてを(ナイキの伝記)/フィル・ナイト
里山資本主義/藻谷浩介
・影響力の武器/ロバート・B・チャルディーニ
・社会を変えるには/小熊英二


明らかに最近、積読本が増加しつつあります…。
そのうち雪崩が起きる…。
しかし、「面白そう!」と思った本は、その場で手に入れることが
最近の自分のポリシーです。そして、流し読みでも、手に入れたらすぐ読むこと。

 

なぜなら、
本に出会ったその時、躊躇(読む本が沢山あるから、など)してその後、本当に読みたくなってもうまく探し出せずに後悔した経験を何度もしたので…。

流し読みでも、例え本の30%くらいしか情報を読み取れなくても、
新しいことに触れると必ず、自分のこやしになるなというのも実感。

そして。

自分自身で新しい経験を積むことが一番ではあるのですが、
時間的にも金銭的にも、全て自分が体験することは現実的に難しく。

そういった時に、やはり本はコスパも良いし手軽だなと思います。


さて、今月の終わりには、積読本は一体どのくらい減っているでしょうか…。
しかし本日も、Amazonさんから「本が郵送されます」とメールが届きましたが…。

SNS発信するにあたっての頭の整理。

自分が何者であるか、何ができる人であるか、を世の中に発信することは大事だ、大事だと耳ダコができるくらい言われる昨今なので…

そろそろ本腰入れて、SNSの活用について取り組んでみようと思い始めた新年…。

 

ちなみに、2017年11月時点でのSNS動向 記事。

いまやこんなにあるんですね。

【最新版】2017年11月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ

 

SNS動向の速さに圧倒されている場合ではないですね。

やっぱり発信って、個々人に少しでもチャンスや可能性を引っ張ってくる為の良い手段だと思います。

 

自分個人の話をすると。

もとからインプットは趣味なので放っておいても勝手にやってましたが、

インプットして、何かしら経験や実績など作れて、その結果得られた果実をいつまでも自分で抱え込んでいても何の発展もないな…とようやく気づき。

いや、これまでも多少、発展性はありました。自分から人に話せば。実際面白がってくれる人は意外と多く。自分から話したことによってチャンスを頂いたことも。

しかし対面で話す回数はどうやったって限られるので、その回数を増やすしかない…=ネットを使った発信しかないなと。

 

じゃあFBやTwitterで適当に発信を始めれば良い、かもしれませんが、

どうも固定観念として、

発信=

”自分個人”が、”SNS”を使って、”(自分の発信内容に興味があるかないかもわからない不特定多数に)”発信をしまくる”→結果、手ごたえないまま体力消耗して終了… というネガティブイメージしかなく。

実際そんな感じで、発信を一念発起して始めても、途中で辞める人も多いですしね…。

 

やるなら、効果的にやりたいな、と。自分の性格上、そこは頭の整理をどうしてもつけたく。

 

ということで以下、備忘録。

 

【Where、When どこに、いつ載せるか】

・自分の数年後を見据えて、これから関わっていく必要がある人、組織、層はどこか

 その層が情報収集先としているところはどこか。

(もしかしたら自分が狙う層にとっての一番の情報収集先は、新聞、雑誌などかもしれ

 ない。が、そこに自分が何らかの成果を載せられるとしたら、それに至るまでには

 膨大な時間がかかるだろうから…。やはり、すぐできるSNSに着手するのは必要

 不可欠なのでしょう…。)

 その、自分が一番PRしたい層へ情報を提供するのはいつが一番適切か。短いものを

 毎日、か。内容の濃いものを隔週、月次、か。

(隔週、月次、となるとメルマガの様…。メルマガも発信の1つか。

 となると以下、Who、What、Howにも関わってくる)

 

【Who、What、How だれが、何を、どうやって載せるか】

・発信は自分が、と思っていましたが。これは色々やり方があるかもしれない。

 自分が所属をしている組織(会社は自分が所属する大きな要素ですが、他、社外活動

 等でボランティアグループに幾つか所属しているのでそこの肩書もアリかも。)の

 広報…自分の数年後の展望に一番近しい活動をしているところにて、発信する力を

 鍛えるのもありかもしれません。やり方、そして何を発信するか、は、選んだ先に

 よって様々。発信先はTwitterかもしれないし、Instagramかもしれないし、若者を

 狙うならSnapchatかもしれないし、マストドン(は、日本ではもう下火…?)かも

 しれないし。

 

 

…とここまで書いてきて、自分からの「発信」のやり方も色々方法あるものだなと

気づきました。うまくやって手ごたえ掴めれば、ゲーム感覚でとても面白いものになる

かもしれない…と少しずつワクワク感が。…結果的に、やったことが最終的に”自分

個人”のステータスに付与される必要があるのかな、とも思いますが…。

 

何故ここに、自分から「発信」をするアクションに向けての頭の整理の様子を

書いたかというと、自分から発信する、という行為に、ネガティブイメージをもっている人が相当多いと感じていることから。

もしかしたら自分のように、5W1H等で軽く整理したらやる気になる人もいるかも

なーと思い、書いてみました。

 

とはいえ、これに力を入れすぎて本来やるべきことへの力を分散してしまうのも

本末転倒なので…期限決めてトライしてみようと思います……………。

本を読み返しての心の整理、課題の棚卸について

ここ数日で、今迄読んだ(読みっぱなした)本を片付けようとしていました。

しようとしていた…というのは、残す本をを選別する為にぱらぱらと

めくっていたところ、どの本も1度読んだはずなのに、改めて読むと気づきが多く。

「あの時、あの人から頂いたアドバイスは、こういった意味を含んでいたのか」とか、「あの時の切羽詰った状況は、もしかしたらこの本で扱われているケースと似ていたのかもしれない」など…。今、読み直したからこその気づきがあったのかもしれません。

結局本はほぼ片付けられませんでしたが、自分の中の心の整理や課題としていたことへの棚卸はだいぶ出来た気がします。

 

棚卸をして感じた/決意したこと3つ。

 

1つ目。

来年は、一極集中します。

色々と業務タスクも増殖しつづける状況の中、昨日までは、来年の目標は…とあれこれ多くのことに手を出すことを考えていました。

が、本日も本を使って課題の棚卸をしていた中で、ふと、「いや、このスタンスでは完全に二兎追うものは…という状態になる。そして、沢山のことをやったという満足感だけが残り、結果的に何も欲しいものが手に入らなくなる。」と強烈に自覚をしました。

色々なことに手を出しすぎる、受けすぎる…前からその予感もありましたし、忠告を受けることもありましたが、完全に、そのデメリットについて腑に落ちました。

自分は納得するまで時間がかなりかかるタイプなのですが、腑に落ち切ったら、あとは全く迷わない性格だ、と変な自信をもっているので、多分、大丈夫。

正月休みがまだ残っている中で自覚ができて良かった。

ということで沢山考えていた来年の目標、については真っ新にして、今から年が明けるまでの間で考え直します。

 

2つ目。

仕事に関して、明確な先や将来像は見えなくとも、スタンスだけは決めておくことにしました。今すぐに最終目標は見えなくとも、自分の人間性を表すことにもなるスタンスをブラさず経験を積み上げていけば、何かしらに結びつくと思うので。

ではそのスタンスは…ということで、ちょうどピッタリくる記事を見つけたので紹介します。

元陸上選手 為末さんのブログ。やはり自分は、この方のスタンスがとても好きです。

tamesue.jp

 

ここでテーマとされている「真実への執着心」。このスタンスを自分も持っておきたい。人の言うこと、メディアが報道すること、そういった、誰かに編集された二次情報は溢れていますが、肝心なところは、自分の目で確かめたい。体感からくる印象、直感で物事を判断したい。

自分の足で稼いでこの目で見て、すぐにその場で答えは出ずとも、その時感じたことを蓄積し、積み上げ、自分なりの判断と正解を作っていくこと―それが個性に繋がると思うので。

ついでに。

人から意見、批判、アドバイスetcなどは日々生活している中で耳に入ることも多いのですが、そこも、特定の意見に依存しすぎず、きちんと自分で頭を使い、判断し、決断することをとにかく徹底したいなと。自分の人生のグリップは自分で握りたいので。人のせいにはしたくありません。

 

前述の為末さんのブログ、最後の一言がしびれます。

”本当に知的な人は確信を我慢できる”。来年の大晦日には、自分もそうなっていると振り返れたら良いなと。

 

とここまで、超前のめりなことばかり書きましたが、

最後にダメ押しの3つ目。

周りをもっと信じよう、と。

誤解を恐れず言うと、自分の根底にある意識として「周囲は全員、自分より軒並み優れている人たちであり、その人たちの足を引っ張ってはならない」という思いを常に抱えていました。だから、自分は1人で立てる様にならなければならない。全速力で走り続けなくては追いつかない。そして頼ることはしていけない…と。

が、今年も振り返って、本当に色々な人たちに支えてもらっていたことを思いだしました。今は距離が遠くなった人も、最近急激にまた、距離が近くなってきた人なども含め。心から感謝をするとともに、そういった、自分を面白がって関わってくださる人たちをきちんと信じて、動いていこうかなと。そうすれば視野も行動の幅も、お互い、化学反応も起きて、より広がる気がします。

もしきっとどこかで自分が倒れても、彼らは優しいから骨くらい拾ってくれるでしょう 笑 その時はよろしくお願いします。

 

最後の最後に。

大晦日のこの時間に、ゆっくりとこういった振り返りが書ける時間を持てること自体に感謝します。2歳5歳の怪獣の様な元気を持つ子供たちがいる母親なので、日々はかなり慌ただしいけれども。今日も彼らはぐっすりと寝てくれています。良かったな、この生活の安定の上に全ては成り立っているんだなとも。家族にも感謝します。でも安定は、努力をしつづけないと安定足りえないので、そこも目を配っていかないと。

 

なんだか超個人的な内容ばかりになってしました。そして長文。

まぁ大晦日ですから。また明日、新しい、楽しい一日が来ることを願って。

 

山中漆器 我戸幹夫商店への訪問と器を使っての感想について。

おすすめの木製コップの紹介です。

我戸幹夫(がとみきお)商店 さんの器(特にコップ)です。

我戸幹男商店 HOME

お勧めの理由は、本商品の驚くほどの薄さ、そしてその薄さにより表現される口当たりの良さ。とにかく、この店の器を使って食事をすると、確実に味わいが数段レベルアップします。器の力というものを体感しました。

ちなみにこれは漆器製品。山中漆器という部類のものですが、普通のコップ、お皿の様に扱えます。

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このコップを購入した経緯です。

昨日、以前、ブログに書いた「我戸幹夫 がとみきお 商店」(山中漆器の工房)、の直営店に行ってきました。

http://blog.hatena.ne.jp/sanaina99/sanaina99.hatenablog.com/edit?entry=8599973812322909877

石川県山中温泉にあります。

このお店の存在を知ったのが、12月上旬。

人から教えてもらった工芸系デザインセミナー (産地とデザイン会議)

www.sanchi-design.jp

にいったことがきっかけ。そこでこの工房の社長さんと知り合い、セミナーにてこの工房/社長さんのビジネスモデル、戦略、仕事への矜持などを聞いて「めちゃくちゃ面白い!」と個人的にファンになり。

偶然、伺う機会に恵まれたのが昨日。1か月前には知りもしなかったお店です。年内に行けて良かった。お店は山中温泉の商店街の中に所在していました。

 

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偶然にも社長ご夫婦がお店にいらっしゃり、色々とお話しさせて頂きながら、

商品を拝見させて頂きました。

 

山中漆器の特徴として、「木地の山中」と日本中に知れ渡るくらい、とにかく、木材を加工する技術(木工ろくろなどの技術)が大変高いそうです。

事実、店内に置いてある商品は全て、驚くほど薄く作られていて、かつ、フォルムも綺麗。商品の木目一つ一つも、とても美しく作られていました。

迷いに迷って、ビールグラスと日本酒ぐい飲みを購入。

 

そして、ホテルに帰ってから早速ビールグラスとぐい飲みの使い心地を検証しました。

 

で、一言感想。

感動しました。

 

器の違いで、飲み物食べ物の味が変わる、とはよく言うものですが、それを改めて体感。ここまで違いが出るとは。加えて、自分がイメージしていた漆製品に対する概念をひっくり返すくらいの衝撃を得ました。

 

木製品でビールを飲んだのは初めてでしたが、

口元にあたる木地の絶妙な薄さと漆製品の温かみ、優しさ。そして器の軽さ。ビールの味がまるで違う。

日本酒ぐい飲みも同じく。

今回選んだフォルムの形も影響してか、両手で器を包み込んだ時のなんとも言えないフィット感と、口当たりの良さ。木地の薄さ、形、全てが絶妙なバランスで口当たりを表現してます。

これは山中漆器の技術力×我戸幹夫商店さんの商品設計力だから出せる力だなと思います。先月末までは知りもしなかった工房です。これだから工芸品に関わることはやめられない。

 

この商品を使ったらどのような体験ができるのか…と実験的な気持ちも大きかったのですが購入して良かった。良い体験をしました。そして子供たちにも、同じ体験をさせてみたい…と思いました。日常使いの皿やコップなども店舗にあったので…どこかのタイミングでまた、お店に伺ってしまうかもしれません…。

 

 

ところで。

我戸幹夫商店さんの広告塔みたいな話ばかりでしたが、最後に別の話を一つ。

我戸幹夫商店の社長さんから以前、セミナー会場の場にて、

山中漆器も後継者不足に見舞われている旨を伺っていました。

ものづくりに興味のある若者を都内や工芸系専門学校から誘致しても、各工房とのマッチングが上手くいかず、なかなか若者が定着しないとか。日本全国の工房がもつ共通課題です。

その日も同じ話を伺いました。

 

一方現在、自分が工芸/民芸の工房の後継者不足を解消できる(かもしれない)プロジェクトに関わりだしていることから、もしそのプロジェクトが上手くいったならば、山中漆器にも展開できるかもしれない…と、ふと思ったり。そうなると俄然、やる気に燃料が追加投入…。

 

年末年始だからゆっくり休みたい…という思考パターンでないですね…もはや…。

休むことももちろん大切ですが、やりたいことが多すぎて…楽しくて仕方ない。