息子たちに伝えるハハオヤの雑記

30代の自分の日々を淡々と。20年後、30代になるムスコ達に向けて。

他人が羨ましくて足を引っ張りたくなるひとたち について

朝からちょっとイマイチな気分になりました。

 

SNSをなんとなく眺めていた時に、

ある女性CFOの方の投稿に目が留まりました。

 

”自分の知人(恐らく40~50代の女性)の両親が要介護となり、知人自身が妹から、「今までさんざん好きなこと(仕事)をやってきたんだから、こういう時くらい仕事を辞めて家族に尽くして!」と言われて切ない思いをしている。

自分も似た様な経験を沢山してきた。どんなに仕事に対して真剣に尽くしてきても、

”好きなこと”をやっていると一蹴されてしまう辛さ。そしてそれは仕事自体や仕事を取り巻く周囲に対しても失礼なことだ”

といった内容でした。(若干意訳入ってます)

 

ああ、女性特有だよなぁ…対ワーママに対しても良くあるよなぁ…と、

女性CFOの方の投稿についていたコメントを眺めていたところ、

一人の男性のコメントに気付きを頂きました。

 

”地方出身の自分から言わせてもらうと、自分も、東京に出て好きなこと(仕事)を

やっているのだから…と言われてしまう”と。

 

このコメントを見て、なんだかすとんと腑に落ちました。

”あぁ、自分が色々と我慢している人は、ちょっとでも自分より楽しそう(に見える)な他人がいたら、同じ様に我慢して!と強要したいものなのかなぁ…”と。

 

ポイントは”楽しそう(に見える)”ですね。相手の事情を一切斟酌しない。

自分が感じることだけがすべて。

あと、地方出身で東京で仕事が順調だ、とか、女性で大出世している、とか、

何か分かりやすい特性を持つ人は叩かれやすいなぁ…とも。

 

例えば冒頭の介護問題、一言で片づけられない問題だということはよくよく理解しているつもりです。

が、介護問題に関して本質的な課題を解決するには例えば、

まずは家族がいまのままの生活を続けた場合に起こる課題などを整理してから、選択をすればいい話ではないかなと。(課題の整理の結果、例えば前述の知人が仕事を辞める

必要があるならばそれは仕方ない)

でもそんな整理の前に、”仕事を辞めろ!”というのは、”自分だけ楽しい想いをするな!(羨ましい…)”という気持ちが透けて見える気も。

 

いやいや、”楽しそうなことばっかりやってる”と見える人たちだって、捨ててきたものは沢山ありますから。

貴方が普段のこととして捉えている色々な…些末な出来事を享受できる環境が羨ましくてたまらないことだってあるんですよ…と、言いたい。

 

とりあえず…人を羨みすぎるのであれば、そのエネルギーはどこかで昇華した方がいいかなと。

もし執拗に口を出して他人の足を引っ張るくらいのエネルギーがあるのであれば、それは他のところに活かせばもっと自分自身が気分良くなれるし、道がまた開けてくるんではないかなぁと思います。

それができないのは…なんでしょうね。いや、色々理由はあると思いますが。

自分で行動が変わるきっかけを探し続けるしかないんですかね。そのきっかけ作りは自分でやるしかない…。

 

知人にも時折そんな方がいました。

羨ましい羨ましいと言っている方。そして時々他人の足を引っ張ろうとする方。

みなさんそれぞれ本当は悪い方でなくて、環境がそうさせてしまう(気持ちが卑屈になってしまったり)んだろうなぁと感じてもいたので、自分ができる範囲できっかけ作りの場に誘ったり情報提供してみましたが、さて今はどなっているんでしょう…。少しでもその方たちの気持ちが前向きになっていますことを。

 

 

          

 

 

 

 

 

 

燕三条 産業史料館が面白かったことについて

昨日から燕三条にいます。

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工芸好きとしては一度来てみたかった場所なので、嬉しい…のではありますが、思っていた以上に静かな街。

 

来月、燕三条の有名イベント

"工場の祭典"http://kouba-fes.jp/

がこの街で行われますが、その時は人が沢山くるんでしょうね。

むしろこんな静かな街にて、あそこまでの大イベントを企画、継続していること自体がすごいなぁと運営者のみなさまに尊敬の気持ちが。

 

燕三条で行ってみたのは燕市産業史料館。

 

300円の入館料だし、入館者も少なそうだし…と失礼ながらあまり期待せず入ってみたのですが、これがアタリでした。

 

燕市で鍛治技術がここまで栄えた歴史の説明パネルが日用品の銅器と一緒に設置されててビジュアル的にも分かりやすかったですし

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工芸美術レベルの逸品も沢山展示されてましたし

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子供向けコーナーもなかなか面白い。

叩いて遊べる鉄琴(アルミ、銅、真鍮など、金属の違いで如何に音が変わるか比べられる)などもありましたし。

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 コンセプトが全く異なる展示室が幾つもあり、見る人を飽きさせない。

 

世界のスプーンコレクションとかまで。何故か…。

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 300円の入館料以上の価値があると思いました。工芸とか全く興味ない人でも楽しめる感じ。

 

この史料館の楽しさを知っている人はあまりいないんではないかなぁ…と思うと少し残念です。こういった、ちょっと惜しい思いをしている素敵な設備が地域に沢山あるんだろうなぁ…。

 

来月の一大イベント、工場の祭典の時には燕三条の雰囲気がどう変わるか…直接確かめてみたくなりました。工場の祭典…現地でも沢山パンフレットなどが設置されてました。内容も魅力的。行きたいです。

  

 

古典を読む価値について

最近、この本を呼んでいます。

 

https://www.amazon.co.jp/民藝とは何か-講談社学術文庫-柳-宗悦/dp/4061597795

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民藝展に最近行った影響で読み始めたのですが、この本がまぁ面白いんです。読みやすい。

原著が刊行されて大分経っているはずなのですが、全然色褪せない内容。民藝について語られた本ですが、人が美しいものを愛でる理由、その行為について見出す価値などについても触れられているので、工芸&民藝に興味がなくても楽しめます。

 

最近、人の"本質"というものについて色々考えてみたくなってきたところ、ようやく"古典"やその分野の第一人者の"専門書"を読む価値を理解できる様になってきました。

今までは古典なんて、読みづらいと敬遠してたのですが。

少しずつ、じっくり古典などを読んで、自分の人生の指針となるようなものを見つけていこうかなと。

 

個人的な話ですが、色々と今、自分の殻を破らなくてはならない…とも感じている状況でもあり、古典からヒントをいただけそうな気がしています。読書を通して自分の本質の…いい面も悪い面もコンプレックスも見つめ直します。

 

自分と向き合うのはなかなかキツイことですが、その先にまた何かが見えてくるといいな…と期待を込めて。

 

 

代官山 あいもこいも展(波佐見焼のプロモーションイベント)

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代官山ヒルサイドテラスにて開催中のあいもこいも展に行ってきました。
波佐見焼について色々学べるイベントです。

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去年も面白かったけど、今年は更に!
ヒトとコトをテーマにした展示だそうです。

会場内はまさに、お祭りの楽しさそのままの雰囲気。

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個人的に一番ツボったのは
波佐見焼で作った絵馬に、波佐見高校の生徒たちが願い事を書いていた展示です。
イデアが素晴らしいです。

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他にも、この切り口できたか…!と唸らせるような展示ばかり。単なる工芸イベントとは一味違います。

9/10まで開催中なので、ご興味がある方は是非行ってみてください。

高岡クラフツーリズモ

…のツアーの抽選にあたりました。

http://craft-tourism.jp/

 

今までは、子供が小さいのに家に置いていくのもなぁ…などと色々理由をつけて見送っていたこの手の類のものでしたが、とことん行って、体感してみようと思いまして。そこで何か見えてくるものを信じてみたい気がしまして。

あと、こんなツアーに集まる人たちがどんな方々なのか…ということにも興味があり。

楽しんでこようと思います!

 

三条燕の工場の祭典、も10月初旬なんですよね…それもとても気になります…

他にも今年の秋は特に気になる展示会が多く、

色々迷います…。さすがにお金が続かない…。

 

工芸や民藝について、色々と比較検証をしてみたことについて。

先日、2日続けて展示会と体験工房にいってきました。

 

1日目。

①民藝の展示会

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と、

江戸切子の体験工房

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2日目。

深澤直人氏の展示会

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と、

④トルコランプ製作の体験工房

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なぜをこれをしたかというと、

最近の自分の関心ごとであった、

(1)民藝についての新旧比較…①③で比較検証(深澤直人氏の作品は、今の時代でいう民藝のようなものではないかと勝手に捉えてます)

(2)工芸というジャンルのワークショップと、単なる一般的なワークショップとの比較…②④で比較検証

 

をしてみたかったからです。

 

結論、体感して良かったです。色々と見えてくるものがありました。

 

(1)については、

うまく言葉にまとめられない感覚もありますが…今まで自分が感じていた民藝に対する疑問がかなり解消されました。

一言で言うと、

人間の本質は過去からそう変わらないもので、そこに響くものが民藝として残り、歴史を辿ると全て繋がっているんだな…と。

 

(2)については、

取り組むことに対してストーリーがあるか無いかで、かなりワークショップを体験した人に残るものが変わってくるんだなと。

あくまで個人の感想ですが。

 

まだまだうまく感想が纏まらないところもありますが、ともかくも個人的に面白い検証でした。

 

あと、①③の展示会はどちらも素晴らしい!!!

ので、是非ご興味がある方は行かれてください。

 

 

サプリメント外来に行ってみた

突然ですが

最近自身が最も関心を寄せている事項が2つありまして。

そのうちの一つは「限られた時間の中でいかに生産性を高くするか」でした。

(もう一つの関心事は「いかに大量に良質なインプットを、限られた時間で行い続けるか。習慣付けをするか」。これはまだ研究中…。何かネタになりそうなまで情報が集まったらここに書きます)

 

そこで上記目的を達成するための手段の一つとして、本日、”サプリメント外来”なるものに行ってきました。

何かと言うと、病院で血液検査などをして自身の状態を細かく分析してもらい、体調に合ったサプリメントを処方してもらうというものです。結構コストがかかりました…。

 

なぜそこに行ったか…ざっくりいうとこんな思考回路を辿っての結論でした。

 

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「限られた時間で生産性を高くする」の解決策の一つとして、”時間を増やす”ことを考える。徹底的に無駄な時間を減らすことに注力しようと思い至る

 ↓

今の自分にとっては、仕事、家族との時間、運動(含む余暇)の3本柱以外は基本いらないと判断する(友人や楽しい人達との飲み会は別枠。)

 ↓

もとから食への執着もそう高くなかったので、自身にとっては”食”に関する時間も

徹底的に効率化できると考える

 ↓

というかそもそも最近、上記3本の時間に絞ることを意識しすぎるあまり食事が疎かになりすぎていたことに気づく(食事をまともに採っていない、でもそこまで空腹を感じない。その一方お酒はよく飲んでいる…。)

運動量も最近多い(ジムに行ったり)のに身体に入るものがそもそも少ない…

今は体調絶好調だが、気力で持っているだけな気がする。いつか倒れるかもしれないという危機感を感じる

 ↓

身体がきちんと機能しつづける様な食生活を、ルールづけてしまおう(そしたら迷う時間が無くなる)と決める

 ↓

毎日の食事内容を決める(食生活のプロによる献立指導を頂いた)

&食事で採りきれないものはサプリメントで補うことを決める

 ↓

自身の身体の状態を知るべく、サプリメント外来を受ける(本日)

 

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完全に、”食”の部分を効率化するために、将来の時間をコストかけて買った印象です。

このやり方は他人にはあまりおすすめしません…。

 

が、この結果、いかに自分の時間枠が広がるかもちょっと期待しています。

さてコストかけた成果が今後出るのか、しばらく(人体)実験です。

 

あ、一つ忘れてました。3本柱と言いましたが睡眠も重要でした。そこも習慣化しようかなと…。うっかりすると寝不足続きになってしまうので…。